オーストラリアのインフラプロジェクト

年末はなんやかやと忙しく、気がつけば1週間のお休みとなってしまいました。
この間、いろいろな記事がありました。なかでも気になったのが12月19日付けのオーストラリア放送のネット記事です。
タイトルはWA projects all on infrastructure short listというもので、オーストラリア政府の諮問機関であるInfrastructure Australiaが94件の実施する意味のあるプロジェクトリストを発表したというものです。

これは12月19日付けのSydney Morning HeraldでもSydney shortlisted for billionsというタイトルで報道されています。

オーストラリア全体で数千億ドル相当のあわせて94の交通、エネルギー、水道、および通信プロジェクトがショートリストされたわけです。不況のときの公共投資というのは、1930年の金融恐慌でフーバー大統領が取ったケインズ的手法を思い出させ、あれは一時的にはいいけれど、長期的に見ると×というのが最近の評価だったと思うのですが、苦しいときのインフラ頼みみたいなことが起きるのでしょうか?

ニューサウスウェールズというかシドニー近辺のプロジェクトはCBD(Central Business District)地下鉄(48億豪ドル)、西部地下鉄(81億豪ドル)、シドニー南西部を通過するM5号道路の拡幅(20億豪ドル)、M4号線の拡幅(97億豪ドル)、Strathfield とHornsby間の北部鉄道の拡幅、F3号線とM2号環状線の連絡道路(47億5000万豪ドル)

94のプロジェクトのうち、本当に連邦資金を受けるプロジェクトの発表は、20009年3月に行われる予定とあります。連邦資金で全部実施するわけでなく当然PFIを活用するのでしょうが、オーストラリアは本当にこれだけのプロジェクトを実施するのでしょうか?

日本と違ってオーストラリアは人口減どころか人口増なわけですから、道路や鉄道の延伸、拡幅は必要かもしれないけど、でも地球温暖化による気候変動を考えるとオーストラリアは今後水不足に悩むことが見えているので、道路よりも淡水化しせつじゃないかな?
でも淡水化施設は大量のエネルギーを必要とすることから、コスト的にはどうなんでしょうね。

他の国の話だから良いとすべきなんでしょうけど、でも地球全体を考えた場合は、どうなんでしょうね。
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by fukimison | 2008-12-26 21:24 | プロジェクト  

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