ロシア、冬季オリンピック予算を削減

昨日に続きロシアものの話題です。
石油価格が下がってもアゼルバイジャンはエコリゾート建設発表と元気のよい話題を提供していましたが、本体の方、ロシアは2014年の冬季オリンピック開催地ソチのオリンピック施設建設予算を削減すると発表しています。

昨年夏までは原油価格高騰で資源リッチなロシアは高層ビルの開発計画発表をしたりと土地バブルでした。しかしリーマンショック以降の金融収縮で、ロシアの金融雑誌Finansによれば101人いた億万長者は2008年に49人に減ったそうです。また2007年に1位だったDeripaska氏は総資産を49億ドルに減らし8位に後退し、またチェルシーのオーナーのアブラモビッチは139億ドルで2位だそうです。(2月16日付けBBC

また前年1月に比してロシアの原料の採掘が3.6%減少する一方で、製造業は24.1%急落しています。(2月16日付けBBC

Russia cuts 2014 Olympics budgetという記事によれば、2014年の冬季オリンピクの開催予算を15%削減するそうです。またロシアの報道機関は企業からプロジェクトの入札希望がないことから、地方自治体は入札期日の延期を行っていると伝えています。さらに問題なのは、所有者と売買価格が折り合わないためオリンピック施設建設に必要な用地買収ができないでいることがあります。

そんなこんなで冬季オリンピック開催をソチと最後まで争ったオーストリアのザルツブルグは2008年11月にロシアが予定通りに施設建設を完工できなかった場合に備え、準備していると発表しています。

南アのサッカー・ワールドカップ開催も先行き不安だそうですし、冬季オリンピック、ロンドンだってこの金融状況から暗雲立ち込めています。ああいう大型イベント自体が曲がり角に来ているのかもしれません。
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by fukimison | 2009-02-17 22:34 | プロジェクト  

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