世界で最も高い住宅

最近は昨日の記事のように落ち込むニュースが多く、読んでいても正直なところ余り面白くありません。
やはりなにかパッと明るくないとね。
そんな気持ちでいろいろなニュースをみていたら、ロシアの富豪が世界で最も高い家(この場合こそ、マンションというのが正しい)をかったという噂を否定、見たいな記事があり、世界で最も高い家とはと思いちょっと調べてみました。当然のことながら、この高いというのは値段であって家が建っている場所が高地とか超高層マンションだとかじゃありません。

The Most Expensive Journalというオンラインマガジンがあり(今回見付けました)そこにMost Expensive Homes Ever Soldという記事

この記事の出だしがなかなか格好良くて、なにを指して高価な家というのか、その本当の物差しは建築費がいくらかかったとか、いくらで売りに出されたとかではない。結局のところ誰も買わなかったら、いくら高かろうと意味が無い。この記事にある家は素晴らしい実績を重ね、不動産市場の荒波を乗り越えてきたものだ。これらが真に世界で最も高価な住宅といえるものだ。

最初に登場したのがパームビーチにある米不動産王ドナルド・トランプの家で1億ドルで売却。
なんでも2004年にパームビーチの海岸に面した7エーカー(1エーカーは1224坪)を売却金額の半額以下で買い入れ、68000平方フィート(およそ30平方フィートが1坪)の豪華マンションにしたてて売却だそうです。

次に紹介されているのがケンジントンパレスにあるインドの鉄鋼王というのかしらミタルの家で、1億300万ドルで売却。
ケンジントンはロンドンでも排他的な超高級住宅街として有名ですが、購入当時、ミタル氏は7000万ポンド(当時は1億2600万ドル)で購入したと喧伝されました。しかし実際に売買終了時にミタル氏は57,145,967ポンドしか払わなかったことから、いままでに売られた家の中で最も高い家リストに載る栄誉を得たのでした。

ウェストロンドンにあるビクトリア様式の家で1億590万ドル
この家は2006年に開発業者が買い入れるまでは女子校として利用されてており、2008年2月にウクライナの事業家が購入。開発事業者が改築したのでしょうけど、10を超える寝室、地下のプール、ジムにサウナ、ホームシアターに緊急用のパニックルームまで備えているそうです。パニックルームは映画の中だけでなく、現実にあるのですね。

開発業者がいくらで買い入れたのか書いてないのですが、この家だけが事業者もので、他のは個人から個人の売買ですね。そして次に出てくるのが世界で最も高い家になるはずなのですが、いまのところ代金が支払われていなかったりすることから、場合によってはこのウェストロンドンの物件が1位となります。


フランスはリビエラにあるLa Leopoldaで7億5000万ドルで売れるかな?

なかなか逸話に溢れた家で楽しいです。
もともとはベルギーのレオポルド二世が愛人のために建てたもので、フランスのリビエラ海岸を望むマンションです。その後多くの有名人、たとえば、マイクロソフトのビル・ゲイツ、フィアットのジャンニ・アニェッリらが所有。
そしてRepublic Bank of New Yorkの創始者、レバノン人の銀行家であったEdmond Safraが所有したものの、その直後の2003年にモンテカルロの自宅が火災にあった際死亡、現在はその未亡人の持ち物になっています。そして2008年ロシアの富豪Prokhorovが気に入り、手付けを打ったにも係らずその後の金融収縮で後が続かず、本人は買う気はないといっているそうです。

Prokhorov氏は141億ドルの資産があると考えられていますが、リーマンショック以降89億ドルを失ったといわれていますし、それにこんなご時世じゃね、この家だってどうしても必要なものじゃないでしょうし、やめようかと思うのは当然でしょう。

高い値段がつく家は、家自体の豪華さもあるでしょうけど、家が建つ地域や景観、さらにはその家の持つ逸話も値段に含まれているのだなと、改めて実感です。
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by fukimison | 2009-02-25 10:52 | 不動産  

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