世界で最も高い一等地は

先日、世界で最も高い住宅というのをご紹介しましたが、本日は一等地(住宅用地)の地価で考えた記事です。

新聞などで世界で生活費の高い都市ということで東京が取り上げられます。またニューヨークやロンドンといった欧米の大都市が名を連ね、価格の割りに住環境が悪い、食料品が高い、でも安全を考えると悪くないなどという文章が続きます。

本日の記事は単に1平方メートルあたりの値段を比較したもので、1位に輝くのはモナコで1平方メートルあたり55,000ユーロ、(1ユーロ120円として660万、坪に換算すると約2180万)だそうです。正式名称モナコ公国は面積2.02平方キロメートルとバチカンにつぐ世界第2の小国で、ここに33,000人の人々が住んでいるそうです(外務省の各国情勢より

2位はロンドン(28000ユーロ)で、2008年以降の金融収縮で地価の下落があったものの踏みとどまっています。
そして3位はニューヨーク(マンハッタン)で16500ユーロです。

これを見ると1位と2位以下で随分と差があるのがわかります。
また4位のモスクワと3位のマンハッタンの差はわずか300ユーロです。

2008年の年間ベースでみれば、この指標にある都市の50%がなんとかプラスを記録しているますが、最終四半期には75%の地価が失速または下落しているそうです。この指標によれば、2008年に一等住宅地の地価下落が最も大きかったのは香港、そしてロンドン周辺のいわゆるホームカウンティです。
一方で上昇気流にあった市場は落ちるのも速いということで、例を挙げるとドバイの不動産価格は2008年全体でほぼ11%上昇したものの、最終四半期で19%下げたそうです。

しかしながら、世界中の都市が同じようにリーマンショックに端を発する金融収縮の影響を受けたわけではなく、その影響の薄い、または時期の違いにより、南東アジア、バンコクやジャカルタといった都市は指標で伸びを見せています。

気になる東京ですが、パリに続いて6位(15850ユーロ/m2)です。
この後、7位香港、8位ローマ、9位シンガポール、10位シドニーと続きます。
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by fukimison | 2009-04-09 11:42 | 不動産  

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