ヨルダンで大規模プロジェクト始動

本日の朝刊は公示価格軒並み下落という見出しが踊り、建設不況はいっそう険しさを増しています。中東の建設不況は日本の比ではないはずなのに、ヨルダンのアカバで大規模プロジェクト始動というニュースがでました。

これは7月1日付けbuilding誌にでたKEO wins 'largest project Jordan has ever seenという記事で、Al Maabarという事業者がアカバ湾で行う総工費$10bn(100億ドル)の開発事業、Masra Zayedプロジェクトの総監督に米企業のKEO International Consultantsを選んだというものです。

Marsa Zayedは住居、観光、商業の複合利用開発プロジェクトで、開発業はこの地域で史上最大のプロジェクトとなるだろうとしています。用地は3.2平方KMを越え、ここに高層住宅棟、小売店舗、レジャー施設、事務所や金融センターを建設しようというものです。アカバ湾にあることからマリーナも建設され、アカバ港を魅力的な高級ヨット寄港地に変身させよるべく期待が寄せられています。

この開発事業を行うAl Maabar社ですが、2009年2月26日付けMENAFM.comにMarsa Zayed launches its $10bn Aqaba Developmentという記事があり、これによればアブダビベースのAl Maabar International Investment社の子会社で、ヨルダンで不動産開発を行っている企業だそうです。この記事はヨルダンの首相や閣僚、大使等が出席したガラ・ディナーの席上で開発事業が発表されたというもので、内容はBuilding誌のものと余り替わらないのですが、最新技術を結集したクルーズシップターミナルの建設が目を曳きます。

建設は所有権移転が完了したのち幾つかのフェーズに分けて行われ、第1期は現在行われている土地測量や地質調査官僚後の2010年の前半に始まる予定だとあります。

Al Maabar社は2008年にヨルダン政府とこの用地を5億ドルで購入する契約を結んでいるそうです。またAl Maabar社は2007年にアブダビの大手投資会社6社の合弁企業として設立されたというあたりを読むと、時期的に大丈夫なのかしらと言う気持ちになります。
しかし内向きになっていても仕方が無いし北アフリカから中東にかけてが安定すれば、これは良いのでは?
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by fukimison | 2009-07-02 11:01 | プロジェクト  

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