ブラジル、オリンピック関連で111億ドル相当の建設見込む

アジア初のオリンピックというフレーズで東京が主催国となってから50年、今度は南米初のオリンピックがブラジルで開催されます。例の如く石原知事が「裏取引」がと発言し、リオが非難声明を出すなど、あまり見場の良いものじゃありません。

それよりも先のこと。
10月5日付けのInternational ConstructionはUS$ 11.1 billion for Rio Olympic facilitiesという記事を掲載しています。記事は「2016年オリンピック開催国となったことでリオデジャネイロ市はオリンピック施設および関連インフラ建設におよそ111億ドルを投じると見込まれている。リオは2014年FIFAワールドカップも主催することから、一部の施設は両イベントで利用できるものとなろう」と伝えています。

オリンピック会場は市内の Barra da Tijuca, Copacabana, Deodoro そしてMaracanaの4地域に分けられ、メインスタジアムはMaracana、オリンピック村はBarra da Tijucaに建設が予定されています。一方Salvador, Sao Paulo, Belo Horizonte そしてBrasiliaにあるスタジアムは2014年のワールドカップとオリンピックのサッカートーナメントの両方で利用される計画です。

2016年のオリンピックには205の国と1,2500人の選手が参加すると見られ(大会関係者を含めるとその数は数倍に)これらの人々に加え観光客をさばく交通機関、宿泊設備は大変なものとなるのが予想されます。

そのせいか10月5日付けのWealth BulletinはInvestors prospect for untapped riches in Latin Americaという記事で「この30年間、ラテンアメリカは通過と金融危機に見舞われ続けてきたが、今回のグローバルな経済危機はちがう。ブラジル、チリ、ペルー、メキシコ、そしてコロンビアは中央銀行も政府もよくやっている」と紹介しています。

Emerging Markets Private Equity Associationの作成した数字でみると、こういうご時世ですから2009年の上半期の新興市場向け資金調達は、2008年の上期が記録的な360億ドルから55%縮小した160億ドルでした。ラテンアメリカでは2008年上半期の資金調達が17億ドルであったのが、2009年上半期は46%収縮し9億3600万ドルになりまし。

しかしこの夏Blackstone Group創始者のSchwarzman氏はチリやペルーの投資家と会合を持ち、またCarlyle Group会長のRubenstein氏はLatin America Venture Capital Association会議のスピーチでブラジル駐在の同社のチームは今後数年間に同国で積極的に事業展開を行うと述べています。さらに同氏は10項目をあげ「ブラジルは投資に向け極めて魅力的国になり、中国やインドですら備えていなし数々の属性」を力説したと記事は伝えています。

あくまでカーライルの説です。投資は個人の判断で慎重にどうぞ。
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by fukimison | 2009-10-07 11:36 | プロジェクト  

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