富裕層はスイスへ

このところ真面目な記事紹介が続いたので本日はオアソビです。

昔からスイスの銀行は顧客が管理料を払って預かってもらう。その代わり何があっても顧客情報は外に出ないといわれていました。(最近ではだいぶ事情が変わってきているようです)これに加え所得税の恩典があります。昔から理想の生活というのに「米国スタイルの家、中国人のコック、英国人の執事、スイスの税システム」というのがあり、このあたりは産経の「富裕層のスイス移住 相変わらず人気 増税逃れで」をご参照ください。

これと似たような記事は9月28日付けのWealth BulletinにもSwitzerland prime property booms as wealthy move inというタイトルで紹介されています。富裕層が押し寄せる理由として、低い税率、財務のプライバシー権、高い生活水準、医療および教育サービスの良さ、があげられています。生活の質を計った調査によれば、チューリッヒとジュネーブが高得点を得ています。Mercer社(コンサルタント)の調査では両都市はウィーンにつぎ2位と3位でしたが、雑誌Mononcleではチューリッヒが最も済みやすい都市に選ばれているとあります。

実際にスイスの高級物件はどういったタイプで値段はいくらかといえば、この記事でしょう。Wealth BulletinはThe hills are alive… with luxury propertiesと題してジュネーブ湖(レマン湖)を見下ろす丘にある高級アパートについて説明しています。
これはDu Parc開発が行うもので、Hotel du Parcを改築し、2ないし3ベッドルームの物件にするもので、プロジェクト費用は2億2500万ユーロ、一部屋あたり180から600平方メートルとし、販売価格は最大2500万ユーロとこの種のものでは最も高額物件だそうです。工事期間は18ヶ月を予定し、入居は2011年初頭。

プロジェクトはその60%をスイス第4位の銀行Banque Cantonale Vaudoiseが賄い、残りはSwiss Development Groupが調達、Kempinski brandで維持管理が行われるとあります。
このプロジェクトが行われるLe Mont-PelerinのそばのVeveyにある一軒家(6ベッドルーム・ジュネーブ湖にプライベートポート、ワインセラー、ゲスト用の離れ、敷地面積10,000平米)は1850万ユーロで市場に出たそうです。

ジュネーブで建設中の高級アパート(Mobimo Towers)は(Knight Frankがマーケティングをしています)33戸、127から1,180平米の広さ、価格は200万から3250万スイスフラン だそうです。(1スイスフランは日本円で90円、ユーロで0.66ユーロ、200万スイスフランは1億8000万ぐらい)

33戸で最低と最高で値段が一桁違うというのはなんか変なんだけど、このぐらいの値段が出せる人にとって、問題は目的であって値段は関係ないのだろうか?
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by fukimison | 2009-10-21 11:18 | つれづれ  

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