中東の巨大プロジェクト

久しぶりに中東(カタールとサウジ)です。

11月17日のKHLはBouygues wins in Qatar と題してカタールの都市開発プロジェクトを伝えています。記事は「フランス大手建設会社のブイグはBarwa Real Estate(カタールの不動産開発会社)の子会社であるBarwa Financial Districtに代わり、ドーハの巨大土地開発プロジェクト建設契約(140億ドル)を得た。

その内容はドーハの新West Bay business districtに駐車場やインフラ施設は言うに及ばす、18階から52階のオフィスビル9棟、4000室の5つ★ホテル、ショッピングセンター、会議場、モスクを建設するものです。この契約によりブイグ社はカタール企業2社とともに、42ヶ月間のうちにこれらを完工するとこになります。なんでも6000人の作業員、ピーク時には17機のタワークレーンが必要なほどの規模だそうです。
カタールの旧宗主国は英国なので、英国系の建設会社が強いのかと思っていたらフランスなんですね。ドバイやアブダビがレジャー施設建設をメインにしているのに比して、カタールは欧米の大学院誘致に力を入れていた記憶があるのですが、このあたりが今後、どのような違いになって現れるのか注目していきたいところです。

もう1つはサウジアラビアのプロジェクトで、国王即位を記念しロンドンのキューガーデンに勝るとも劣らない庭園を建設しようというののです。2007年には計画がはじまっておりMore Megaprojects for Riyadh11と題した記事が、160haの敷地に4億年間の地球の植生を再現するプロジェクトで、費用は2億ドル、2010年の完成を目指すと内容を伝えています。
そして11月16日付けのNCE誌はKing Abdullah Gardens out to tenderとしてこれの入札が始まったことを伝えています。

NCEの記事は「2007年にKAIG(このプロジェクトの正式名称King Abdullah International Gardensの略称で、アブドラ国王の即位記念プロジェクト)のコンペを勝ち取った建設・設計コンサルタントのBarton Willmoreと技術コンサルタントのBuro Happold による設計・建設計画が完成し、建設に向けての請負契約入札が始まる運びと成った」と伝えています。

すごいのはこのあたり「観光客はデボン紀の植生の小道を通り、石炭紀、ジュラ紀、白亜紀、そして新生代の庭を通り鮮新世に至り、さらに気候変動により考えられるシナリオを提示する「選択の庭」に達する」でしょう。

このプロジェクトのオフィシャルサイトにあるパース、一見の価値あります。
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by fukimison | 2009-11-18 11:29 | プロジェクト  

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