港珠澳大橋着工

インフラを扱うブログとして欠かせないプロジェクトが始まりました。
その名も港珠澳大橋、香港・珠海・マカオを結ぶ長大橋です。
12月15日のWJはChina Builds Bridge to Link Southern Citiesと題し、「中国南部の3大経済を結ぶため、香港、マカオそして中国本土の珠海市と結ぶ長大橋の工事が14日始まった」と報じています。さらに「総工費は730億元(約107億ドル)、うち香港は67億5000万元、マカオ19億8000万元、そして中国政府が70億元を提供し、残りは中国銀行が主導する銀行団による融資で賄われる」とあります。(さすがWJ,資金面が主体の記事です)

12月16日付けのKHLもWorld's longest sea crossing startsとして伝えており、「たった18ヶ月前に最長記録を持つ杭州湾跨海大橋(杭州湾を跨ぎ浙江省の嘉興市と寧波市を連絡・長大橋ニューズレターを参照ください)を完成したばかりなのに、新しく世界最長の長大橋建設が始まった。全長50km、香港・珠海・マカオを結ぶY字型の長大橋は橋梁部分35km、トンネル部分5.5kmで構成されており、2015年の完成を目指し珠海市沿岸に216haの人工島建設に向けた埋め立てから始まった。橋梁は3本の航海路と交差し、また航空機路と交差するため一部トンネル化が行われる」とさすが工事内容が主体です。

これがマカオニュースになるともっと熱狂的です。
China starts building Hong Kong-Zhuhai-Macau Bridge として記事は「この橋梁は最大200km/hの風速、マグニチュード8の地震、300,000m3トンの船舶の衝突に耐え、4つの人工島が建設され、橋梁自体の耐用年数は120年だ。完成の暁には珠江の西岸にある珠海やマカオから東岸の香港までの移動時間は現在の3時間から30分に短縮される」とあります。

WWFはこの建設工事によりこの海域に棲息する海洋生物、とくに中国の国家一級野生保護動物のピンクイルカが危機に曝されていると警告を発しているそうです。
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by fukimison | 2009-12-17 10:57 | プロジェクト  

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