super-prime crisis 2

昨日の米不動産証券reset時における危機を紹介しました。あれからいろいろと考え、昨年のIcelandのdefault騒ぎはどうなったのだろう?ドバイはどのように収拾を付けるのだろうと考えているうち、ちょっとリサーチしてみることにしました。

まずドバイですが、12月22日付けのBuilding誌はDubai World to reveal debt plan in Januaryと題して「Dubai World社は(UAEの開発事業者であるNakheel社の親会社)債権者に対し220億ドルの債務に対するStandstill案の詳細提案を1月初頭に行う」と発表したと伝えています。どの銀行(国)がどの程度これにかかわっているかは11月30日付けのCFD.Netに引用された記事でお確かめください。その中で英国の銀行団がもつ「リスク資産総額」が495億ドルとありました。サブプライム、リーマンで痛んだ英国、さらに痛むことになります。

そこで見付けたのが11月27日付けのDaily Mail紙にでたこの記事Is Britain on the brink of financial armageddon?です。

「2008年、アイスランドはIMFから60億ドルの緊急支援を受け事実上破綻、そして2009年はドバイが480億ドルの返済猶予を申し出た。これら金融危機を最も手ひどく受け、2009年のGDPが5%下落した英国がこれに続くのだろうか?」と記事はあります。

その中で目を引くのが「つい最近、英国有数の企業家の1人が投資資産を現金化した。その理由は彼は英国が破綻の危機に直面していると考えているからだ。」というあたりで、Daily Mailというタブロイド紙であるから話し半分としても、すごい。

同紙がfactとして「金融危機の以前でさえ英国は税収よりも約300億ポンド超の支出過剰に陥っており、その不足分は海外からの借入で賄っていた。予算公約通りに政策を行うために今後3年間において、1年当たり最大2000億ポンドが必要となる。金融危機以前、政府の総債務はGDPのおよそ40%であったが、現在はその60%に登っている」を揚げています。

なんだかすごいというより、信じがたい。

こういう記事を読むと、のんびり美しいインフラとは?なんて考えるより、もっとシビアに長期経済(人口動態を含む)とインフラの関係を考えることが必要なんだと痛感します。
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by fukimison | 2009-12-25 12:19 | つれづれ  

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