日韓トンネル

2009年もあとわずか、年末モードに入り各国のインフラ紙も合併号、休刊になり始めたことを受け、私もちょっと年末年始休暇をいただくことに。
今年最後を飾るのは、こういう内向きな時こそ必要な大花火的インフラ計画です。

その名も「日韓トンネル」 
私知っている中で最も古くからあるプロジェクトは300年ぐらい前に計画がはじまったというクラ地峡運河(マラッカ海峡をバイパスするために、タイとマレーシアの国境あたりに運河を掘るプロジェクト)、ですが、この計画自体も100年前からあったとか聞いています。

この途方も無い計画のフィージビリティー調査が始まるかもという記事が12月4日のテレグラフ紙にSouth Korea plans to dig tunnels to Japan and Chinaというタイトルで登場。

やはり最後はこの記事よね!ということで満を持しての登場です。

記事を要約すると「Lee Myung Bak大統領は大韓民国の西部と日本の九州を結ぶトンネルの経済的および技術的フィージビリティー調査を命じた。80マイルにおよぶ海底トンネルで日本とアジアを直接結び、商業や観光の起爆剤にしようというもの。このプロジェクトの工費はおよそ512億ポンドと見積もられている。この日韓トンネルだけでなく、中国とも結ぶ第2のトンネル計画もあり、これは山東省のWeiheiを京畿道平沢市と海底トンネル(230マイル)で結ぼうというもの。」とあり、日韓に中国まで加わってたトンネル計画とどんどん話しは広がっていきます。

これはいくらイ・ミョンバク大統領がフィージビリティーを命じたとしても、ちょっと眉唾と思ったら、なんと記事の後半に「すでに日韓協力委員会(The Japan-Korea Cooperation Committee)は、この提案に関し学術的・経済的な討議を二日間に渡り開催した」とあるではありませんか!

この記事にもあるように、このトンネル計画は現れては消えています。もし実現すればドーバー海峡トンネルを上回るプロジェクトになりますが、最近のユーロスターの事故に加え、(日韓の場合、トンネル内に2500人を16時間も閉じ込めることにはならないと思うけど)、どうにも経営的になりたたないユーロトンネル社を考えると、夢物語のままにしておいたほうが楽しいですね。

良い年をお迎えください。
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by fukimison | 2009-12-28 11:57 | プロジェクト  

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