ベルファスト、高層ビル容認政策へ転換か?

超高層ビルと伝統建築
混ざるから美しくない。中低層が調和の美であれば、超高層は孤立の美と思うのですが。。。

それはともかく、1月6日付け英建築専門誌AJはBelfast looks to open door to more skyscrapersとしてこのニュースを伝えています。

簡単に言えば北アイルランドは現在の計画官(planning officer)が個別に検討し決定を下す方式を見直しており、「詳細はまだ発表されていないが、Poots環境相はそれが適切な場所であれば高層ビル建設に関し、我々は全く依存が無い。さらに超高層ビルについて我々は時代遅れだとベルファスト・テレグラフ紙に語った」ということです。

ベルファスト・テレグラフを探したところ1月2日付けにNew planning laws promise more tall buildings in Belfastがありました。記事は「Poots環境相が発表した新政策により、ベルファストの水平線により多くの高層ビルが建ち並ぶことになろう。同相は開発業者やプランナーにガイダンスを提供し、高層ビルに対するプランニングサービスの場当たり的な決定を防止するものだと述べ、シンガポールを賞賛したとた」とあります。(ベルファストのシンガポール化ですか)
さらに「ベルファストの未来を立案するときに、我々のスカイラインを創造の源として利用するののどこが問題だ。経済発展を持続するのなら、人口を拡大する必要があり、高層ビルは住民を収容し土地利用を最大化する」と付言したとあります。

2009年1月、Victoria駅から始まるGreat Victoria Street再開発の目玉であったHKRによる37階建て住宅向けビル(工費9000万ポンド)の建設計画を周囲およびその敷地の特性に合致しないを理由に認めなかったという経緯があり、今回の政策変更はこれが引き金となっているようです。

記事の中で気になるのは「この経済状況にも係らず、ベルファストには高層ビル建設の意欲がまだある」というあたりでしょうか。Poots環境相は「(このHRKの建設が提案された)Great Victoria Streetが高層ビル建設に適切な場所かを問うものではないが、欧州諸都市は波止場や利用されなくなった埠頭に高層ビルが建設されている」としています。
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by fukimison | 2010-01-08 12:51 | 景観  

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