ムンバイ、アブダビ資本で都市開発
2010年 01月 15日
といいながらも本日はブームに湧くインド・ムンバイとまだまだお金があるらしいアブダビのプロジェクトについてです。
1月15日付けのKhaleej TimesはADIH Begins Enabling Work on $400m Mumbai Projectとして、アブダビの投資機関Abu Dhabi Investment House(ADIH)がインド・ムンバイの郊外で、4億ドルを投じEntertainment Cityプロジェクトを開始したと報じています。
このプロジェクトは1月13日付のBuilding誌もWork begins on Mumbai's $400m entertainment cityとして伝えています。
Building誌は「1.62km平方の開発は一連のADIHの娯楽都市構想の一部を成すもので、インドでのプロジェクトはフィルムスタジオ、マルチメディアスタジオ、映画館に加え、商業施設、娯楽スペースを伴う住宅建設が計画されている」と報じています。
開発業者であり投資家のADIHは、ハリウッドならぬボリウッドと呼ばれているムンバイの開発目的は、「娯楽産業の中心地」に同市をすることだと述べています。
khaleej Timesの方がもう少し詳しく、「今回は第1期の工事がはじまっただけでこれの落札業者を発表した。インフラ整備(土木および道路整備)を行う2期工事は2月から開始の予定であり、造園や舗装に加え、電気、テレコミュニケーション、データーサービス、中央ガスネットワーク、 地域冷房などの残りのインフラ工事は改めて発表が予定されている。正式な起工式は来月を予定 」だそうです。
住宅は中ー高額物件が中心になり、ムンバイがインドの経済中心地であることから不動産としてまた投資物件として需要が高いことを見込んでいるとあります。
ADIHのサイトもIEC Commencement of Infrastructure work としてADIHの子会社であるIndia Entertainment City Companyがプロジェクトを開始したことを伝えています。
このリリースによれば、IECによる複合開発はカタールのドーハが第1号でムンバイのプロジェクトは2件目だということです。
この記事を読むと産油国やインドはまだまだ伸びしろがあるように感じます。。。。。
by fukimison | 2010-01-15 12:45 | プロジェクト