不動産市場、中国と米国

週末、建設市場の活性化を目指し建築確認に要する日数を短くするという新聞発表が出ました。
手続きを簡単にすることで日数短縮を行うされていますが、それはちょっと違うなぁです。これについて書き出すときりが無いのでそこはおいておいて。

不動産市場が不景気なのはどこも同じ、唯一元気なのが中国と新興国といわれるインドやブラジル、ブラジルの不動産市場情報はなかなか出てこないのですが、中国については近いせいもありいろいろな情報がでます。実際、週末に出た会合で10人ちょっとの人数のうち2人が中国に通っており、中国不動産の話しがでたのですが、上海と吉林省、雲泥です。ということで少し中国の不動産の話題です。

まず昨年12月21日の人民日報はChina's housing bubble ranks second in Forbes top 10 financial bubblesとして米国のフォーブス誌が世界の金融バブルトップ10を発表し、中国の不動産が2位を占めたと報じています。フォーブスの元記事を探したのですが、なぜか出てきません。中国の不動産以外はなんだったのだろう?
これとは別にフォーブスは2009年12月28日にThe China Bubbleという記事を出しています。
なかなか興味深い記事です。

そして米国です。1月21日付けのENR誌はNo Recovery In Housing In Immediate Futureとして「1月19日から22日にかけラスベガスで住宅建設業者の最大の見本市が開かれた。しかし来場者は2006年に開催された国際建設業者見本市の時のそれの約半分だった」として、住宅業界の沈滞状況を伝えています。

相変わらず住宅産業は差し押さえ、失業、貸し渋りといった状態のままで、とくに差し押さえ手続き物件は2009年末に全国で3950万件であり、280万軒がdefault notices(米国では住宅ローンの未払いが3ヶ月続くとこのデフォルト通知が送られる、差し押さえの一歩手前状態:詳しくはこちらをどうぞ)、銀行の差し押さえ、競売といった状態にあるとした報告が出ています。このレポートによれば、2007年の120%増、2008年とは21%増だということです。
全住宅ローンの25%が市場価格が簿価を下回るという逆ザヤ状態にあり、差し押さえ率は2010年前半に増加すると見られているとあります。

それにしても2009年に全米の住宅の2.21%、(45軒に1軒)が少なくとも1回の差し押さえ処置を受けているというのは驚きです。2008年の1.84%、2007年の1.03%、そして2006年の0.58%増だそうです。

バブルと言われる中国、相変わらず低迷状態にある米国、不動産は厳しい。
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by fukimison | 2010-01-25 12:21 | 不動産  

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