いわゆる、英国の路線価

昨日はチリの地震という暗めの記事だったので、本日は読み流せる記事をチョイス。
日本は確定申告の時期、思わず啄木風にじっと手を見つめる今日この頃、大英帝国の都、ロンドンで最も地価の高い住所のお話です。

この手の記事は先日もお伝えしたリビエラにある世界で最も高い住宅世界で最も高い通りをご紹介してきました。本日の記事は、2番目の記事にあるケンジントンあたりのことです。

元記事は3月11日付けのTelegraph紙のLondon's 'Chester Square' tops list of Britain's priciest addressesです。

記事は「不動産調査のMouseprice社が発表したレポートによればロンドンのチェスター広場が2年連続で英国で最も高価な住所にランクイン」というリードで始まります。

ビクトリア駅に近いベルグラビア通りにあるチェスター広場に建つ住宅の価値は(あのチャールズ皇太子vsリチャード・ロジャースが行われたチェルシー再開発の現場もベルグラビア地域です)この1年で4.8%上昇し平均660万ポンドに達した。この地の住人はマーガレット・サッチャー元首相、ロシアの大富豪でありサッカーのチェルシーを所有するアブラモビッチ氏らだ。

3月第1週、高所得者向け不動産業者のKnight Frank社は過去12ヵ月の不動産価格を見ると、英国の住宅価格は平均して4.5%増であったのに比べロンドンの高級住宅地は17%も上昇したと報じた。路線価でそれぞれ2位、3位を占めた Ingram AvenueとCourtenay Avenueだが、これらも2009年度に比して上昇している。

これについて3月7日付けのBloombergはLondon’s Chester Square Tops U.K. Priciest List for Second Year の記事で「ロンドンの高級住宅の価格が他地域の市場に比べ回復は速かったのは、売り出し物件が少ないことや弱含みのポンドが海外のバイヤーを惹きつけたことにある」としています。

Ingram Avenueにある住宅は北ロンドンのHampsted Golf Clubに隣接しており、平均16%、610万ポンドへと上昇した。これら全てはロンドンにあり、しかもトップ20のうち10がケンジントンとチェルシーにあるそうです。

最後にこの調査を行ったMouseprice社のサイトにある記事Belgravia square retains its title as most expensive place to liveから補足すると、このチェスター広場はビクトリア広場とスローン広場の間にあり、ロンドンを開発した一族とも言われるグローブナー一族が19世紀にベルグラビアの大部分を開発した時に、このチェスター広場も建設したそうです。またこの調査は土地登記所の売価統計を基にして作成されており、最も安価なのはウェールズで平均676,320ポンドだそうです。
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by fukimison | 2010-03-11 11:46 | 不動産  

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