NY、ガバナーズアイランド再開発

このところ緊急対応が必要なことが起こったり、なんとなくその余波で気ぜわしくなったりで思うようにネットサーチが行えなかったり、書き込む時間がとれなかったりと不本意です。

本日ご紹介する記事も本来なら3-4日前にご紹介できたはずなのに押せ押せで本日になってしまいました。これは4月11日付けNew York timesがNew York City Takes Over Governors Islandとして紹介しています。

エリス島やスタテンアイランドあたりはご存知の方は多いと思いますが、ガバナーズ・アイランドといっても聞きなれない名前でNYのどこにあるの?だろうと思います。マンハッタンの南端にあるスタテンアイランドへ行くフェリー乗り場からフェリーにのり5分ほどのところにある小さな島で、沿岸警備隊が常駐していましたが2003年にNY州からNY市へ譲渡されました。詳しくはこちらを

譲渡されたものの(1ドルでも譲渡なのですよね)特異な開発制限が付けられていたため、長年にわたり州対市の協議が続きこのほどやっと基本案がまとまったというのがこの記事です。

フェリーで5分、そこに172エーカーの土地(21万坪)があれば住宅開発というのがステレオタイプ的日本人の発送。しかし開発にむけた内容をみると、土地の大部分は公園になり、あとは高校と若干の商業開発、恐らくニューヨーク大学のサテライトキャンパスになる計画だそうです。

1970年代、ニューヨーク市財政は破産の危機に瀕し、それから40年、ニューヨーク州と市の財政状態は逆転したことで、現在市は市内の主要インフラ(ブルックリンブリッジパークやバッテリパークシティー)を州から購入する交渉を行っているそうです。

このガバナーズ・アイランド再開発の記事は4月14日付けUS InfraにもNew York's $220m Governors Island park developmentとして紹介されています。こちらは2003年に1ドルで手に入れた島を2億2000万ドルかけて公園に再開発という紹介の仕方で、オランダ系企業のWest 8がRogers Marvel Architects, Diller, Scofidio + Renfro, SMWM and Urban Designとパートナーシップを組んで設計にあたるそうです。

40エーカーの公園のほか、マンハッタンの南側に臨む丘陵や全長2.2マイルの自転車道や遊歩道が建設されるそうです。市は第1期建設費用の4150万ドルを用意し、建設は2012年に始まるとしています。完成の暁にはNY市にとりあらたな観光資源となることは確実でしょう。

任期中に新しい公園建設が行える、これはブルンバーグ市長にとりなかなかおいしい成果となると想像します。
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by fukimison | 2010-04-19 11:18 | プロジェクト  

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