米、メキシコ湾で石油リグ爆発

4月21日、BBCはOil rig blaze off Louisiana leaves at least 11 missingと題して、4月20日の夜半、ルイジアナ州ベニス港の南東84kmにある石油掘削リグで爆発が発生し、現在も延焼がつづいており、このDeepwater Horizonリグで働く作業員126人のうち11人が行方不明だと伝えました。リグは約70度傾いており、倒壊の危険があるそうです。

このリグは2001年に韓国のHyundaiが建設したもので、全長120m、幅78mの半潜水型海洋掘削リグで、半潜水型海洋掘削リグというのは掘削サイトの上方に浮かんでおり、海底に固定されたものではないのだそうです。

記事によれば爆発の兆候は無く、作業員はごく普通に作業を進めていたとありますし、スイスを本拠とする請負業者のGreg Panagosも、当時掘削作業を行っており石油生産は行っていなかったとあります。

4月22日になるとMSNBCは11 workers still missing after explosion, fire off La.として「爆発によりリグは36時間炎上したのち沈み、そのため大規模な石油流出が起きる可能性が大となった」と伝えています。

同日BBCもOil rig sinks in Gulf of Mexico after explosionとして「沿岸警備隊によれば1日あたり8000バレル(30万ガロン)の石油流出が懸念される」と報じています。

1.5km×8kmの石油の帯が海上に現れたという報告もあり、この流出した石油が50マイル離れたルイジアナ沿岸に達した場合、最悪の環境被害が起きるでしょう。

先日はオーストラリアのゴールドコーストでタンカーの座礁事故がありましたし、今回は米国の掘削施設事故での流出、地震に津波、石油流出に火山噴火、そしていつまでも冬のような気温、農作物は大打撃でしょうし、温暖化は寒暖の差が大きくなることで証明されるといわれますが、まさにそんな感じです。
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by fukimison | 2010-04-23 11:05 | 事故  

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