ベトナム、電力事情

一昨日のブラジルのベロ・モンテダムに続き、本日もエネルギー関係のニュースです。これは昨日の日経がベトナム原発に低利融資と伝えており、エネルギーが必要なのはわかりますが、それが原発なのか?ダムによる水力発電はCO2の発生は防げるが自然破壊は大きい。原発もCO2の発生はないが、これから派生する問題は大変大きい、モノは全て寿命があり、使えなくなった時に無力化する方法がない、ここが大きいです。

では自然エネルギーか?といえば、まだまだコスト的にあわない。

ではどの程度ベトナムに電力があるのか(必要なのか)?4月26日付けのViet Num NewsはCity uses bulk of electricity とした記事を掲載しており、これによればThe Viet Nam Electricity Groupはホーチミンシティーに1日あたり4350万kWh、ハノイに2700万kWh、ドンナイに1800万wWhを割り当てるとしたと伝えています。

日本の場合、1世帯あたり1ヶ月に300kWhです。東京の世帯数が630万世帯ですから、1日で考えると10kWh×6,300,000という数値になります。

ベトナムの問題は需要と供給のバランスであり、電力不足による停電の可能性が記事に示唆されています。
4月21日付けの記事Dry rivers spell power shortageは、全国的に河川の低水位、特に北部の紅河、が報告されており、一部の貯水池では平均より35から65%も低くなり、これに呼応して電力も 6億kWh不足しているとあります。この低水位の原因のひとつに上流に位置する中国のダム建設が上げられています。

そうした中で注目すべきなのは22日のVN to tap German green know-howという記事で、これは21日にクリーンエネルギーに関するドイツの経験や技術を中心としたベトナム・ドイツビジネス会議が初めて開かれたというもので、担当大臣は「ベトナムはエネルギーの輸入が必要になり、気候変動の影響を受けることになろう。わが国はエネルギーの効率化を進め、環境負荷を軽減する政策に転換しつつある」と述べています。

やはり過渡期の原発ということになるのでしょうか?
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by fukimison | 2010-04-28 11:20 | 動向  

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