ついにイズミット大橋始動?

連休前にお伝えしたジャワ・スマトラ大橋に続き、連休明けも橋梁の話題です。

日本の土木学界のサイトに日本の長大橋構想の紹介があり、伊勢湾口道路(愛知県渥美半島と三重県志摩半島の間約20Kmを結ぶ計画)などと併せて世界の長大橋計画が記載されています。その中にはベーリング海峡大橋計画(米大陸をロシアと結ぶ)のように、夢物語的なプロジェクトもあれば現実的なものもあれば、先日お伝えしたインドネシアの橋梁計画もあります。本日お伝えするイズミット湾連絡橋もあげられていますが、こちらは入札が始まったという現実味が強いプロジェクトです。

4月19日付けBrdige Design & Engineering誌はAecom-Scott Wilson JV wins Izmit Bay contractとして「Scott Wilson社とAecom社のジョイントベンチャーはNOMAYGコンソーシアム(トルコ・イズミット湾に吊橋を建設する請負コンソーシアム)へのデザイン・調達および建設マネージメントサービス監督契約(1500万ドル)を落札したと伝えました。

このニュースは5月6日付けのNCE誌もAecom and Scott Wilson to work on Turkish mega-bridgeとして「Aecom社とScott Wilson社はジョイントベンチャーを組み、イズミット湾を連絡する吊り橋(10億ポンド)のコンセッションコンソーシアムに対し、コンサルサンシーサービス(1000万ポンド)を提供することとなった」と伝えています。

Scott Wilson社の4月19日に出たプレスリリースは「契約はJVに対し1000万ポンド(1500万ドル)であり、Scott Wilson社にとって今後5年間、500万ポンドのフィーをもたらすものだ」

この吊橋はマルマラ海の北東部と南東部を連絡するプロジェクト(65億ドル)の一環として建設されるもので、上下3車線あり、完成によりこの地域の移動時間の大幅な短縮が見込まれています。橋梁の全長は約3kmでScott Wilsonによれば世界第2位の中央径間を持つ橋となろうとのことです。
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by fukimison | 2010-05-06 10:44 | プロジェクト  

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