タイのBTSグループ、スカイトレインに100億バーツ投資

タイは治安、インフラなどから○印の国であったのがタクシン首相退陣を求めるクーデター以来、政情不安の国になってしまい残念です。

そのタイのバンコックポスト紙は5月12日8% revenue growth next stop for skytrainというタイトルのもと、「長引く赤シャツデモによる悪影響にも係らず、BTS Group Holding 社傘下の高架鉄道運営者バンコク大量交通システム(Bangkok Mass Transit System:BTSC)は今年、2009年の収益(42億バーツ)に比して8%増を見込んでおり、BTSCは現在のスカイトレイン総延長28kmから来年は43kmになることから、新規車両購入に向け100億バーツを投資する計画だと発表した」と報じています。

政治的に不安定な状態にありながら延伸や新規車両の購入を行うと発表するあたり、タイはそれなりにうごいているなぁと思うのですが、記事中に「平均収益は1日あたり1100万バーツであったものが、デモなどにより最近営業時間が4時間短縮されたことで950万バーツに減少している」とあり、おだやかと言われるタイですが、公共交通機関が営業時間短縮や一時運休を余儀なくされるほどのデモ、ちょっと想像がつき難いです。

そのような中でも強気に延伸や車両購入の投資をしてゆく、逆に何かあるのではとかんぐってしまいます。

タイの話題でもう1つ、5月9日付けSiam DailyはThe Bus Rapid Transit (BRT) service to begin on 15 May 2010として5月15日からバンコク市内の高速バスサービスの試行が始まると伝えています。

全長15kmのルート上に12の駅が設置され、所要時間は30分だそうです。
5月15日から8月31日までの試行期間は無料、正式運行は2011年1月2日からで、気になる運賃は距離比例制をとるものの20バーツ以上にはならないだろうとあります。しかし試行期間後も年内は一律10バーツと太っ腹です。
4月29日付けのThe Nation紙の記事BRT bus test run next monthは写真付きでつたえています。写真でみると道路の中央部分にバス専用レーンを設置しています。天然ガスを燃料とするバスで座席数は20、幅2.52m、長さ12m、車高3.34m、乗員定数80名、初年度は1日あたり約35000人の通勤者を見込んでいるとあります。
[PR]

by fukimison | 2010-05-13 10:44 | 公共財  

<< EU、沖合い油田掘削規制強化を検討 スウェーデン、世界最大の病院PPP >>