英、連立政権の予算

下院選挙で13年ぶりに保守党が政権復帰をした英国ですが、保守・労働のどちらも過半数が取れないハングパーラメント、第2次世界大戦以来の連立政権となりました。そしてイギリス議会が開催されエリザベス女王が財政赤字の削減と景気回復を最優先課題とした施政方針演説を述べるなどして、キャメロン政権が動き出しました。

景気回復と赤字削減、程度次第であるものの、この言葉の出ない国は無いのが現状。
ということで本日は英国の建設を中心にした英国の予算カット状態をお伝えします。

一番解りやすいのはthe construction indexのHow the £6.2bn spending cuts will affect construction and reactionでしょう。

この記事によれば運輸省は6億8300万ポンドの削減を受け、これにより主要幹線道路の改良、拡幅工事が延期、従って運輸省が出していた助成金もネットワークレイル(線路や信号などのインフラ全般や一部の駅などを運営)1億8000ポンド、ロンドン交通局(1億ポンド)、地上自治体向けの助成金も3億900万ポンドが削減されたとあります。

他にも政府全体としての住宅予算が1億5000万ポンド、オリンピック実行委員会が2700万ポンドの削減とあります。

5月24日付けBD誌をみるとCabe and EH and Tate all face cuts this yearというタイトルのもと、「CABE, English Heritage, Tate Galleryは併せて700万ポンドの削減が求められている。全省庁は3%の削減が求められており、CABEは670万ポンドの予算のうち80万ポンド、English Heritageは1億4130万ポンドの予算から420万ポンドであるのに対し、Tate Galleryは8210万ポンドから210万ポンドのカットが求められている」とあります。

これが最終でないだけに、更なるカットも予想されるようです。
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by fukimison | 2010-05-26 14:43 | 動向  

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