カタール・バーレーン友好橋

今日から7月、2010年も後半戦となったわけですが、なかなか大規模インフラプロジェクトがつらい状況は相変わらずです。

そうしたなか景気の良い話しの出てくる地域はまず中東で、その最大ともいえるプロジェクトがカタールとバーレーンを結ぶ長大橋、英語名はQatar Bahrain Causeway Bridge ともQatar Bahrain Friendship Bridgeともです。全長40kmの長大橋で2015年の完成に向け着工するはずだったのですが、どうも怪しいというニュースが流れ始めました。

6月9日付けMENA InfraはQatar Bahrain Causewayにおいて工費30億ドルの大プロジェクトで鉄道利用について両国が合意できないでいると伝えています。また工費の30億ドルというのも初期見積りであって、どのようは鉄道橋とするのかで費用が変わってくることから、それも含め合意に至れないため着工できないでいるというのが記事概要です。

そうしたら6月16日付けThe National 紙がTroubled waters between Bahrain and Qatar bring suspension of bridge projectと題して、5月にカタールの沿岸警備隊が領海に迷い込んだ漁師(100人ぐらい)を拿捕、しかも1人は重傷を負ったことで、両国に緊張が走り、プロジェクトの行方が不透明と伝えています。

6月第2週になって48名の漁師は解放されたものの、いまだこの問題の解決は見ていません。

しかし、なかなか綺麗な長大橋です。2008年に落札したVinci社ですが、30億ドルの値札を現在では45億ドルに付け替えていますし、一体どうなることやらです。
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by fukimison | 2010-07-01 12:14 | プロジェクト  

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