中国、開発業者農民に75万元の補償支払い

開会時の熱狂はどこへやら、最近は上海万博のニュース余り聞きません。
中国といえばオリンピックや上海万博建設により立ち退きを余儀なくされた住民との軋轢が話題になります。その大部分は補償金なく立ち退かされたとか、ある日突然、重機が家を壊したという、欧米からすると信じられないようなコメントが大部分です。

本日お伝えするのは7月9日に英ガーディアン紙に報じられたChinese 'rocket man' wins record payout over farmland disputeというもので、湖北省武漢の郊外に住む農民が開発事業者から1.75ヘクタールの農地に対市、75万元(75000ポンド)もの補償金を得たという記事です。

開発業者や政府担当者の脅しや安い補償費を拒否しするというのはどの国でもある話しです。特に中国では補償費は雀の涙で(あるらしい)、4月19日付け中国日報はChinese 'nail households' strive for fairnessの中で養豚場の取り壊しに抵抗して92歳と68歳の親子が自身に火をつけ、息子は焼死、父親も重度のやけどを負ったと伝えています。この記事にも所有者による市場価格を元にした補償要求は公明盛大なものあり、補償交渉が合意に達せ無い場合、暴力でなく裁判で決着をつけるべきだと報じています。

建前上は共産国の中国ですが、私有財産権は認めています。

そこで本日の記事ですが、こういった状況に腹を立てたYang Youde氏は家に自前で高さ8mのやぐらを組み上げ、そこから土地に入ろうとする開発業者に向かい、手製の竹筒バズーカで威嚇したということです。
当人によると威嚇を行っただけだということですが、他の農民に比べ破格の補償費を得たことは確かだそうです。

中国メディアの報道はと思い探すと7月9日付けの中国日報にRocket-firing farmer lands unprecedented compensationという記事があり「火器で開発業者と対峙し、5ヶ月にわたり紙面を飾った農民は75万元超(110,700ドル)の補償を得た」と伝えています。実際に竹筒バズーカを使用したのは2度だそうですが、商業再開発という文字が胡散臭いし、彼の抵抗を支援していたお兄さんが乱闘により重傷を負い、その後政府担当者の態度が変わり、このような結果となったというあたりが、なんともいえない気分になります。

土地とは一体なんなんでしょうね。
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by fukimison | 2010-07-13 15:06 | 不動産  

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