チェルシー再開発最終章

「暑いですねぇ」が挨拶になった今日この頃。

英国で起きた熱い戦いもついに終わりを迎えたようです。
2009年4月に「チェルシー再開発でチャールズ皇太子が意見表明」というタイトルのもと、初めてこのチェルシー兵舎跡の再開発問題を取り上げ、その後、大きな展開があるたびに取り上げてきました。

ロジャース氏の建築案に対する批判、チャールズ皇太子の介入を民主主義のプロセスから批判するもの、またその意見への批判同皇太子のRIBAスピーチロジャース氏の反撃、土壇場で開発業者の建築許可申請取り下げ、そして、開発エージェントが資金主に補償を求める訴訟と、他国の傍観者にとっては最後までハラハラドキドキの「事実は小説より奇なり」を地でいくような展開でした。

そしてついに裁判は2010年6月25日FT紙がCandy wins battle over Qatari property dealとして報じたように、痛みわけ的な勧告が出て終わりました。

そして7月26日付けBuilding Design誌はChristian Candy apologises to Qatarisとして詳細は発表されていないが、不動産エージェントのCandy社と事業主のQatar Diarは和解し、Candy社はQatarとチャールズ皇太子に対し、行きがかり上仕方が無かったとして謝罪を表明したとあります。

裁判でもCandy側の主張は認められていますし、要求額(6850万ポンド)通りの補償には価しないが、でも補償はされるべきだとしていますので、それなりのものを手にしたことから、こういう結果(謝罪広告)になったのでしょう。

とりあえず、メデタシ、メデタシです。
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by fukimison | 2010-07-27 10:40 | 景観  

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