米、メキシコ湾石油流出事故Part4

4月末にメキシコ湾で石油掘削リグが爆発炎上としてお伝えしたBPの事故ですが、その後6月28日にPart3、そして6月23日に沖合い掘削を巡る裁判所判断しました。

事故が起きてから3ヶ月が過ぎ、やっと光明が見えてきました。
この封じ込め作業を行っている元沿岸警備隊司令官のアレン氏は8月1日にリリーフ井戸にセメントや泥を注入する封じ込め作業を開始する予定だと発表しています。Gulf of Mexico Oil Spill Response
7月中頃に設置したフタによって今のところ流出は止っていますが、これが上手く行けば、恒久措置になると見られています。

BPの事故に関する情報サイトを見ても、7月15日以来、M252は上手く作動しており石油の流出はない。DDIIIリグはセメント注入の準備を行っているとあります。

この情報サイトを見ていてすごいナァと思うのは、この流出に対し、処理に人や船が殿ぐらいかかわっているのか、苦情件数やそれに対する支払いがどの程度進んでいるのか(被害申し立てに対し平均5日で支払っているそうです)まで載っているのが、情報公開先進国だナァと思わせます。

その支払いでいえば、8月27日付けUS InfraはBP oil spill cost is $32.2 billionというタイトルで「先月、BPは石油除去作業に30億ドルを支払ったと発表したことで見出しを飾った。今月その費用が40億ドルに達し、さらに同社はメキシコ湾の石油除去費用として322億ドルという巨費の予算引き当てを行うと報道された」と伝えています。

この除去費用捻出や企業としての財政流動性確保のため300億ドルの資産売却を予定しているとあります。

ハリケーンの通り道であっても湾内の事故であり、海底といっても1500mほどでなんとか作業が進められたと考え、これにくらべ波は高く、遮るものもなく、さらに海底までの距離のある東シナ海のガス田は共同開発にしろ、単独開発にしろ、今の時点で危険係数が高すぎるように感じるのですが、技術が確立するまでお休みするというようには考えられないものなんでしょうかねぇ。
[PR]

by fukimison | 2010-08-02 14:53  

<< 駐英イラン大使館 チェルシーの... 英、波力発電に150万ポンドの助成金 >>