パキスタンの水害、その後

熱帯夜新記録達成、こういうニュースは余りうれしくない。

今日から9月、防災に関するニュースにと思い、8月はじめに米国の経済と共にお伝えしたパキスタンの水害の続報です。あの頃も今も、政治よりも権力闘争についてニュースが流れ勝ちな日本ですが、8月20日すぎに自衛隊のヘリコプター部隊が救援に送られました。水害発生から一月近くたってからというのはおいておいて、現在のパキスタンの様子ですが、やっと水が引きめたようです。

そんな中目を引いたのが8月31日付けNCE誌のImprovised clay levees hold Pakistan flood water backという記事で、「パキスタンの大部分を水浸しにした洪水を急ごしらえした粘土と石の堤防が押し止めたことから、同国南部の古都Thattaに何千人もの人々が次々に戻っている」としたリードで始まります。粘土と石の堤防、

この洪水の概要ですが「洪水は約1ヶ月前に北西部をモンスーンによる豪雨が襲ったことに始まり、段々にインダス川沿いに南下し、次々に田畑や村を飲み込んでいった。1600人超が死亡し、1700万人が洪水被害を受けた」

「8月22日当局はThatta市を救うべく、粘土と岩石で新しい堤防を同市の主要道路に建設し、(なんとなく上等な土嚢といった感じですね)隣町のSujawal(既に250,000人の住民は避難済み、しかし住宅・学校や各施設に損害多数)を浸水させた洪水の侵入阻止に努めた」

8月26日付けのTricity HeraldもNew breach in Pakistan flood leveeは同市の災害管理担当者のコメントとして「ほぼ無人状態となる、175,000超の住民が町から高いところに避難した」と伝えています。

また一ヶ月前に始まった豪雨による洪水は、農地を飲み込み、100万を超える住宅を破壊し、全土で800万人が緊急支援を必要としている」ともあります。

一ヶ月余りの洪水、被害を受けた人数の多さに絶句です。
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by fukimison | 2010-09-01 11:44 | つれづれ  

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