ブラジルの不動産ブーム

週末を利用して高松・丸亀町の再開発と瀬戸内国際芸術祭に行って来ました。

丸亀町の再開発は所有と利用を分けた画期的なもので、なかなかにぎわっていましたが、それ以外、例えば日銀高松支店のそばには駐車場付き仮設コンビにやコインパーキングが。。。。
東京でいえば、霞ヶ関や内幸町が歯抜けになり「とりあえずコンビニ or コインパークで」日銭を稼ごうという事態が起きたら、それは相当末期でしょう。

しかし夏休み明け、平日・猛暑日と3拍子そろった悪条件、しかも安・近・短の真逆をいく芸術祭に大勢の観客が詰め掛けているのには、驚きました。住民200人ほどの島に3倍ほどの観光客が押し寄せ、にわか作りの店やバス路線が動き、効果大です。アートでまちおこしは出来ないという定説は、「行政には」といった但し書きをつけるのが適切ではと思う次第です。

それは兎も角、本日は9月7日付けProperty Newsに掲載されたDrop in mortgage rates causes Brazilian property boomを中心にお伝えします。

ブラジルでは着工前の住宅ですら、売れるほどの不動産ブームだそうです。記事によれば「その原因は住宅ローンの金利の急落」だそうで、「もともとブラジルの住宅ローンマーケットは比較的小さかったのが、2010年の前半に抵当貸付は前年比で77%増加し136億ドルとなった。さらに建設業界は2010年前半にGDPの伸びの9%をはるかに上回る、前年同期比15%の伸びを示した」ということです。

ブラジルはオリンピックにFIFAワールドカップサッカーと今後6年はインフラの拡充に努めることは明らかですから、それにつられて景気の伸びは確実なのですが、しかし金利の急落?と思い、この記事のソースはBBCとあることから探してみました。

おそらく9月2日付けBBCのMortgages fuel Brazilian housing boomが元記事でしょう。

だいたいProperty Newsが紹介したような数字がでています。しかし不動産開発業者のコメント「我々は米国やスペインのようなミスは犯さない」というあたりが良いですね。記事はブラジルの事業者は同国の銀行規則は米国のそれより厳しく、債務負担はそれほど大きくないと強調したとあります。

またブラジルでは800万世帯が住む家を持たず、投資というより自家購入だとしています。

でも建設前で入居まで2年もある物件が飛ぶように売れるというのは、どこかおかしいように感じます。
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by fukimison | 2010-09-09 14:23 | 不動産  

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