英、建設業界の景気

台風が過ぎても相変わらず暑い日本
もっと他にもニュースはありそうなのに、民主党の代表選挙や振興銀行の破綻ばかりが新聞紙上を賑わせている様に感じます。

先週の9月7日に英建築専門紙NCEはArup to axe up to 600 UK jobsとして、英国の大手技術コンサルタント企業のArup社が600人までもの人員削減を行うと報道しました。

さらに翌9月8日に米建築専門紙のENR誌もU.K. Budget Cuts Could Spur Layoffs at Design Firm Arupとしてこれを報じています。

この記事によれば、全世界に10,000人弱の社員を抱える世界的設計コンサルタント企業のArup社は、建設不況と公共投資の削減により、英国ベースとする社員を最大600人削減すると発表したそうです。
「来月、英新政権は巨額の支出削減の発表を行うとみられ、英国の請負および設計企業はこれに身構えている。高裁負担削減のため、財務大臣は政府各省庁に今後数年に渡り25%超の支出削減を求めた」とあるあたり、英国の建設業界は風あたりが強そうですし、25%という数字が本気度を示しているのでしょうか?
そして記事は「インフラ投資を維持するため、大手英土木エンジニア企業グループは政府にNational Infrastructure Bankの設立支援を促している」と続きます。

サブプライムに端を発した今回の金融危機ですが、英国で良い話はなかなか聞こえてきません。

国立インフラ銀行とでも言うのでしょうか?このNational Infrastructure Bankですが、米オバマ大統領も昨年mなんとかイラクやアフガンから足を洗い、グリーンニューディール、さらには50億ドルを投じてNational Infrastructure Bank設立をと発表しましたが、設立したという話しははっきりと聞こえてきません。

英・米で話題に上るNational Infrastructure Bankは具体的な話題なのでしょうか?
そこでサーチしたところ、2010年2月18日付けのTelegraph紙にCivil engineers call for creation of infrastructure bank in Budgetというのがありました。

政府が新しい交通、エネルギー、廃棄、および水道プロジェクトを計画しても、財政が付いていかないのでは机上の空論で、民間機関をいかにサポートするようもって行くかが重要。そこでNational Infrastructure (Invetment)Bankということになるようです。
インフラが必要なのは解るのですが、どのような程度かが問題なように感じています。
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by fukimison | 2010-09-13 14:17 | 動向  

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