トルコ、最大の幹線道路プロジェクト開始

やっと落ち着いて記事検索が出来る時間が取れるようになりました。

この間、落としてしまった記事には9月29日のN.Y.TimesのJPMorgan Suspending Foreclosuresという「JPMorgan Chaseは一部従業員が不適切な手続きを行ったことを理由に、56000件の差し押さえを停止すると発表。つまり、物件を速く市場に出したいがために法的基準に合わなくても手続きをすすめていたのが発覚し、再審査を行うという記事」があったりして、グローバルスタンダード、金融工学とかいっても本当のところは何をしているのだか?というのなどあるのですが、インフラものとしてはこのトルコの幹線道路の話題で始めたいと思います。

トルコは地政学的に観ても面白い国だと思うのですが、なかなか記事が出てきません。
記憶にあるのは数年前、モスクワの大型プールにかけられたガラス屋根が雪の重み(だったと思う)で落下し、負傷者がでたという事故記事に、これを建設したのがトルコの企業だったというのを覚えています。(トルコの建設企業がモスクワで仕事というので印象が強かった)

ブログを始めてからもトルコの記事は昨年(2009年)11月のトルコ 世界最大の免震空港開港へぐらいなものです。

9月28日付けHurriyet Daily News and Economic ReviewはTurkey launches country's largest-ever highway projectとしてこのニュースを伝えています。

記事は「9月27日トルコ政府はイスタンブールとイズミールを結ぶ、トルコ史上最大の幹線道路プロジェクト実施にむけ、建設コンソーシアム(建設企業6社で構成)とBOT(建設・運営・譲渡)契約を締結した」で始まります。
このプロジェクトはイズミット湾に全長3000m、世界第2位となる吊橋の架橋を含め、工費110億ドルというメガプロジェクトで、2017年に完成の暁は現在6時間半かかっているイスタンブール-イズミール間の移動が約3時間に短縮されるというものです。

工期を含め22年で譲渡される契約で、渋滞の緩和や消費ガソリンの低減は年間8億7000万ドルの削減をもたらすと予測されいるとあります。

これを9月30日付けKHLのTurkish highway all set for startで見ると、「全長421kmの幹線道路はイスタンブールとトルコ第3の都市であるイズミール間の移動時間を半減させるもので、このBOTプロジェクトはトルコ企業5社とイタリアを本拠とするAstaldi社の6社によるコンソーシアムが実施し、工事は2011年中に始まり完工まで7年を見込んでいる」とあります。

トルコのEU加盟はどうなんでしょうね?
EU側としてはイスラムのトルコはちょっとねぇ、だけどトルコ自身はライシテということになっているし、でもクルド人のこととか、そう簡単じゃない。でもEU側としては経済が上り調子の(はず)のトルコが加わるのはユーロとしておいしい。悩めるユーロちゃんです。
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by fukimison | 2010-10-01 13:30 | プロジェクト  

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