EU、計算ミスで鉄鋼カルテルの罰金12%減

あまりインフラでも都市計画でもないのですが、ECが計算ミスをしたというのがちょっと面白いナァと思いお知らせです。

なんとなく欧州連合はツギハギだらけでありながら、それを統括するECは居丈高というイメージがあります。ユーロの乱高下を見ていると、本当は5カ国ぐらいのイメージであったのが、ついつい27カ国までに膨らんでしまって、足を引っ張られてツラそうです。

といいながらも10月6日付けCNBCのEU cuts steel cartel fine by 12 pct due to error、なんか良いナァ。

記事は10月6日EU監督機関は計算間違いを犯したとして、3ヶ月ほど前にEU規則違反を犯したとして高強度鋼材カルテルに対し課した罰金を11.6%減じ4億5800万ユーロ(6億3400万ドル)とした。欧州連合27カ国の反トラスト監視官であるECはルクセンブルグを本拠とする鋼材メーカーArcelorMittal 社の罰金を2億5600万ユーロから2億3040万ユーロへと減じた。(依然としてカルテルメンバーの中で最高額)

記事は「6月30日ECは強高度鉄鋼メーカー17社に対し1984年から2002年の18年に渡り、ほぼEU全域でカルテル行為(価格の統制、顧客の分配、微妙な市場情報の交換)をおこなっていたとして罰金を課した。」と続きます。

このニュースは10月12日付けのKHLでもEuropean cartel fines “corrected”として報じられています。
こちらでは「元はプレスとコンクリート用鉄鋼メーカー17社に対し5億1800万ユーロの罰金が課せられたが、9月30日ECは罰金を4億5840万ユーロへと訂正した」

この決定により影響(恩恵)を受ける企業はArcelorMittal, Emesa/Galycas/ArcelorMittal (スペイン), WDI/Pampus and Rautaruukki/Ovakoの各社。

EUのカルテル禁止および制限的商慣行違反を18年も続けていたとあってはどうしようもないですね。しかし1ユーロ100円と考えてもなかなかすごい数字です。
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by fukimison | 2010-10-13 12:20 | 法律  

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