英国のいろいろ

秋晴れの良いお天気です。
シンポジウムが目白押しですが、室内より室外で散歩でもしたくなります。

でも世の中はなかなか不穏でやれ尖閣だ、APECだとと騒がしい。
ドルでもない、ユーロでもない、そこでポンドだったり円だったりしているのでしょうけど、ポンドもちょっと影が差しているのが、明らかになってきたという記事を拾って見ました。

まず、11月8日のThe Construction IndexにRok calls in administratorsという記事がでました。
記事は「建設大手のRok社が管理下に入ると発表したことで業界に激震が走った」で始まります。

ロンドン証券取引所の取引も停止されているとあります。

このROK社ですが、社会住宅(いわば公団住宅です)や維持管理といった住宅価格の下落や公共セクターの予算カットに大きく打撃を受けた市場を中心にビジネスを展開していました。
昨年秋に同業のConnaught社がやはり管理下に入り(債権は1億ポンドに登るといわれている)、厳しい社会状況の中ROK社も大変そうという話しだったのですが、追い討ちをかけるように、5月、厳冬により保険回収事業が大きく影響を受け、業績下方修正を行っていました。そして9月、M&E事業のリストラ後、350万ポンドの損失を発表しました。

2008年に10億ポンドの事業を行っていた企業ですが、2009年は29%減の7億1500万ポンドでした。

同社のことはKHLもRok enters administrationとして配信しており、記事は「住宅請負業者のROK社は配管設備部門におけるお粗末な財務管理を発表してから3ヶ月、この事態となった」で始まっています。

住宅価格の下落といえば、Halifaxが10月の住宅価格を発表しています。

これによれば、「平均住宅価格は9月に3.7%の下落を見た後、10月は1.8%上昇し164,9191ポンドであった」そうです。

不動産価格は長期で見るべきものであり、3ヶ月の単位でみるとこれも1.2%の下落だということです。

この英国不動産についてのダイジェストは11月5日のProperty WireにあるHalifax index shows surprising rise in UK property prices in October but underlying trend still down の記事が適当かと思います。

多くの専門家は価格は下落、ないしはこのまま持ち合いで年内、そして2011年に入るだろうと見ていることから、ポンドが弱含みになっている今、円で英国の住宅購入も夢ではない?かもしれない。
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by fukimison | 2010-11-09 11:39 | つれづれ  

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