英、気候変動で保険請求急増

銀杏や欅の紅葉が美しい季節になりました。
しかし、11月下旬で紅葉が美しいというのも変ですし、今年の夏の暑さを考えると、もっと鮮やかな紅葉であっても良いはずなのに、銀杏の紅葉の仕方も少し変。

こういうのも温暖化の影響なのだろうかと思っていたらこんなニュースが目に止りました。

11月24日付けDaily Finance紙はFlood claims 'triple over decade'というタイトルのもと「悪天候の増加により、過去10年間に洪水被害による保険請求が3倍になったと保険団体は報告している」と伝えています。

そして記事は「英国保険協会(ABI)によれば、洪水に襲われた住宅所有者または事業者への支払いは2000年以来計45億ポンドに達した。これは過去10年間の支払いが15億ポンドであったことから実質ベースで200%の増加である」と続いています。

さらに記事は「過去10年間の大型洪水被害は2005年にCarlisleを襲った洪水(2億7200万ポンド、2009年にCumbriaを襲ったもの(1億7400万ポンド)に加え、保険業界に30億ポンドの負担を強いた2007年夏の洪水が上げられる。環境庁によれば、イングランド全体で約520万戸が洪水の危険性があり、うち280万戸が地表水の洪水によるものだ」とあります。

「50万人弱が重大な洪水の危険にさらされており、ABIは洪水防御に対し適切な投資が行われない場合、2035年までにこの数字は84万に上昇するだろうと警告をはっしている」とあるあたりなかなかです。

そこでABIのサイトを見てみると11月24日付けでMassive rise in Britain's flood damage bill highlights the need for more help for flood vulnerable communities says the ABIというレポートがありました。

洪水被害の上昇の理由は洪水発生の増加や激化が上げられ、洪水の危険に曝されている資産の合計は2000億ポンドを超えるとあります。

凄いものだナァと思う反面、日本の保険業界は気候変動に対するリスクをどのように評価し、保険も大事だ蹴れど事前の防御を呼びかける運動はどのようにしているのか?気になります。

日本もゲリラ豪雨の文字が新聞を賑わすようになり、都市計画はいままで以上に広い要素を取り入れる必要がでてきているなぁと実感していおります。
[PR]

by fukimison | 2010-11-25 14:56 | 動向  

<< 英、鉄道インフラに80億ポンド 中東ニュースいろいろ2 >>