中国、香港の話題など

英国のLocalism BillとNeighborhood Planningの関係など、時間をかけて見なければいけないものが押し寄せているのですが、なかなか固まった時間がとれず残念です。

英国だけでなく中国も微妙なものが出始めているのですが、これも良くわからないので、ちょっとづつの話題提供となりました。

まず香港というより本当はマカオなのですが、12月2日付けのBloombergが報じたものにSands China Says Last Macau Development Bids Rejectedというのがあります。

米、ラスベガスのカジノ企業のLas Vegas Sands社の香港支社(香港に上場しているというのがまた規模の大きさなどなどを感じさせます)は、マカオ政府が同カジノ企業によるカジノ開発に向けた買収申請を却下したと発表した。

これはマカオのコタイ地区にある7番と8番の2区画の開発申請についてのもので、同地区で最後の区画であり、サンズ社としては中国進出の足掛かりを目的としていることから、これの却下は同社の戦略としてはイタイとの論評がでています。

記事は「マカオは中国で唯一ギャンブルが合法とされている地区で、サンズシャの開発計画は長くお蔵入りしていたのを改めて実行しようというもの。却下された申請は同社が世界最大のカジノセンター開発を計画していた」と続きます。

驚いたのはマカオのカジノギャンブル収益は今年の11月までに57%増の212億ドルを上げており、この増収はおもに中国本土からの観光客によるものだとあるあたり。これは当然素人でも、カジノの増設、ホテルの増床を考えます。

12月2日付けWSJの記事 Las Vegas Sands: Macau Rejects Unit's Request For Cotai Land Rightsを読むと、サンズ社は9月30日までに建設前費用として1億240万ドルを支出しているとありますし、またサンズチャイナはコタイの湿地帯を東のラスベガスストリップにしようとして、既にこの地区のプロジェクトに60億ドルも支出しているとあります。

サンズ社は地元政府や法廷に異議申し立てをするのでしょうか?特別行政区のマカオ、中国政府の意向はなへんにありや?

それからこの記事、やはり12月2日付けのNASDAQに掲載されたChina: To Increase Solar Subsidies, 'Golden Sun' Capacity Targetsというのですが、これは"Golden Sun Pilot Program"「金太陽モデルプロジェクト」のもと、国内の太陽光産業の育成支援を目的とし、2013年より中国は太陽光発電能力を年間1ギガワットへ増強すると発表したというものです。

この金太陽モデルプロジェクトについては11月22日発表の大和総研による中国の太陽光発電・太陽電池市場をご覧ください。

NASDAQの記事には中国と米政府の貿易をめぐる戦略などがあり、政治経済的に微妙な戦いが行われているのが読み取れます。

「中国はエネルギーミックスにおいて2020年までに非化石燃料の割合の大幅増を計画しており、中でも太陽光部門に大きな可能性をかけている。米市場に上場しているSuntech Power Holdingsやand Yingli Green Energy Holdingをはじめ、ちゅうごくは世界最大の太陽光機器メーカーの本拠地でもある。」とあるあたり、日本の京セラやミツビシはどうしちゃったの?政府がのんびり今しなくても良いことに気を取られているうちに、こういうことになったの?という感じです。
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by fukimison | 2010-12-07 11:01 | つれづれ  

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