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不動産情報いろいろ

風邪・発熱、ダウンで2日ほど開いてしまいました。

そして本日はこのところカバーしきれなかった不動産情報を取りまとめてお知らせします。

Global Proprety Guideによれば、2010年第3四半期のウィーンの住宅用不動産価格指標は前年比9.9%の上昇で、これは1992年以来の上げ幅だそうです。(なぜ、オーストリアの住宅不動産価格が上昇するのか?パリやロンドンに比べ、のんびりしたコンパクトシティであることは確かですし、治安もまあまあ安定している、でもそれ以外のファクターは?)

記事によればウィーン以外のオーストリア各地の不動産価格は停滞とあります。その違いはどこにあるかといえば、ウィーンの住宅用不動産のほぼ70%が機関投資家、銀行および企業によって所有されているからだそうです。そしてGDPの伸びも僅かであることから(失業率も改善しているものの、期待されるほどの数値ではない)、より安全に投資先として不動産が選ばれているだろうという説明です。

しかしギリシア、アイルランド、そしてスペインの様子を考えると、ユーロ自体(EU)が不安定な気がしますが、そういっていたら始まらないということなんでしょうね。

スリランカの不動産レポートをみると、政情が安定化するにつれ、不動産価格が上昇しているとあります。

記事は「スリランカに公的な住宅価格データは存在しないが、開発業者および住宅バイヤーは近年不動産価格は二桁で上昇していると断言した」とあります。

30年にわたる内戦が終結したとなれば、投資も入るでしょうし、住民も住宅建設に眼が向くことでしょう。
流通市場におけるアパートの価格はこの3-4年で100%超の上昇を見たと地元不動産アナリストの言がありますが、これは逆に上がりすぎで大丈夫?といいたくなります。

Sli Lanka Proper Webによれば、住宅の平均売買価格は123,026ドル、アパートのそれは112,342ドル、土地の平均価格は1平方メートルあたり183ドル、または1パーチ(25.29平方メートル)あたり4620ドル
だそうです。

スリランカ、良いかもしれません。

by fukimison | 2010-12-17 12:41 | 不動産  

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