不動産からみたあちらとこちら

暮れも押し迫ってきたものの、年々切迫感が薄くなっているように感じます。子供の頃はお正月が楽しみだったのに、このごろでは昨日の続きの今日といったふうで改まり感が薄いのはこれいかに?

しかし欧州・北米を見ると、北極からの寒気団で大寒波、クリスマスシーズンは交通機関大混乱で、そのあたりはなぜか年の瀬ぽい気がします。そして「フランクフルト空港では20日出発予定の1,325便のうち、独国内線を含む欧州便を中心に全体の約5分の1がキャンセルされた。また、19日には遅延に対し怒った乗客が警察と衝突する騒ぎもあったという。」などとあり、あのドイツで乗客と警官が衝突する?よほどの混乱なのだろう、しかし悪天候で交通混乱だけでそこまで騒ぎになるのは、よほど世情が荒れているのではと不況の影響を考えてしまいます。

そういえば、スペインの不動産広告で1軒買うともう1軒農場(17万ユーロです)が付いてくるというのがあり、おもわず詳細情報をクリック。スペインの不動産バブル崩壊と不況はよほどなんでしょうね。失業率を探したところ、7月末で20.09%とありました。

一方で12月15日付けWSJの記事Where Do All the Ultra-Rich Live?.は「コネチカットのヘッジファンド、アリゾナの建設請負業者、コロラドの住宅ローンブローカーまで、一層金持ちになっているようだ」という居住地域=業界のステロタイプさで笑ってしまいました。

それはともかく「調査会社Wealth-Xの最新報告書は3000万ドルほどの投資可能資産を持つ米在住の人々の半数以上がカリフォルニア、ニューヨーク、テキサス、フロリダ、およびイリノイの5州に住んでいることを示している。また、うちの3分の1がニューヨークとカリフォルニア在住だ」とあります。

驚くほどのことはない数字ですし、昔から言われていたことが数字で示されているだけと思いますが、記事にもあるように、半数の超富豪は目立たない州に住んでいることを意味しています。

「アラスカ、デラウェア、ノースダコタおよびメインを除き、全ての州に少なくとも3000万ドルかそれ以上の資産をもつ人々が少なくとも100人は住んでいることになる」

なるほどと思いながら、もう少し詳しく分析できないものかとおもっていたら、皆そう思うのか12月20日のWSJに続きが出ました。The 10 Top-Earning Counties in America.

それがこちらです。

Falls Church city, Va. — $113,313
Loudoun County, Va. — $112,021
Fairfax County, Va. — $104,259
Hunterdon County, N.J. — $102,500
Howard County, Md. — $101,003
Los Alamos County, N.M. — $100,423
Douglas County, Colo. — $99,522
Morris County, N.J. — $96,316
Somerset County, N.J. — $96,233
Fairfax City, Va. — $96,232

ワシントンD.C.郊外のバージニア州とメリーランド州からあわせて5都市、ニューヨークの隣のNJから3都市という結果です。

ワシントンへ通勤する世帯が住んでいる地域が半分を占めるということは、政府系・研究所・シンクタンク系であり、高学歴・高収入世帯は一致ということでしょうか?
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by fukimison | 2010-12-22 11:21 | つれづれ  

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