北京、第2空港建設計画

年末からずっと山陰、北陸地方に強い季節風が吹きつけ、天気予報は雪、雪、雪、山陰に1晩で80cmもの雪が降るのは珍しい、昨夏の猛暑に続き、温暖化によるぶれ幅を感じます。

クリスマスシーズンは欧米も寒波が襲っていましたが、今、一番の問題は豪州・クイーンズランド州を襲っている豪雨でしょう。例えば、1月6日付けnews.comの記事Floods wash away profits as damage and delays prompt downgradesを見ると「クレディ・スイスによればコングロマリットのWesfarmer社の石炭販売損失は上半期の金利税引き前利益から3000万ドルを一掃するものとなると予想される」さらに記事は「洪水によりSuncorp社(保険業者)の今事業年度営業利益は、1億1900万ドルの打撃に直面するだろうゴールドマン・サックス社は予測している」と続きます。

また同社の11日付け記事Queensland floods force another coal mine closureを読むと、同州は鉱物輸出で年間300億ドルを稼ぎ出しているのが、豪雨による不可抗力宣言でこれが消えるとあります。

影響を受ける企業の多さ、鉱物資源価格の上昇、資源入手振り替えにかかる手数(価格上昇)などを考えるとQLDだけの問題じゃないのが良くわかります。

しかし本日の記事紹介は豪州の豪雨被害ではなく、中国・北京のお話です。

1月11日付Southchina Morning Post紙はBeijing to build second airport in next 5 yearsとして北京市が第2空港建設に乗り出すことを伝えています。

また同日付のChina BriefingもBeijing to Get Third Commercial Airport by 2015として伝えています。

サウスチャイナの記事は「現在の北京空港、正式にはBeijing Capital International Airportは世界で2番目に離発着の激しい空港であり、これの負担軽減を目的とし、北京市の上級経済計画担当官は5年以内に第2国際空港を建設すると述べた」で始まります。

北京市の高官は「同計画は中央政府の承認を得ており、第12次5カ年計画(2011-2015)において主要プロジェクトとして記載されるだろう」と述べたとあり、さらに「新空港は北京南部Daxing地区に建設され、2015年に運営開始の予定」とあります。

しかし肝心な建設費・事業者・建築家といったことが見当たらず、北京市の大胆とも言えるインフラ整備計画が記載されています。

それによれば、「既存の北京・天津線(350km/h)に加え、高速鉄道4路線が北京で接続し合う」のだそうですし、「市内地下鉄路線も561kmから2015年には600kmへ総延長を延伸し、既存路線の接続をより便利なものにする計画だ」とあり、イケイケドンドンは続くようです。

これらインフラ建設にかかる費用とその後の維持管理費、エネルギーの安定供給、しかし迫る高齢化と一人っ子政策による少子化社会、

小心者は不安です。
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by fukimison | 2011-01-12 12:04 | プロジェクト  

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