台湾、金門島と列嶼島を結ぶ橋梁建設始まる

昨日に続いて大型プロジェクトの紹介です。

1月10日の記事なので情報としては古いのですが、ご容赦。

まず1月10日付けTaiwan TodayはGovernment breaks ground on Kinmen Bridgeというタイトルのもと「1月9日、金門島と列嶼島を連絡する大型橋梁の建設が始まったと金門郡政府は発表した」と伝えています。

さらに記事は「全長5.4kmの金門橋は2016年6月の完成が予定され、工費は2億5800万米ドル、サンフランシスコのゴールデンゲイトブリッジの2倍の長さを持つものとなろう」と続きます。

Taiwan Todayのサイトにのっている写真は斜張橋なのに、なぜ吊橋のゴールデンゲイトが引き合いにだされているのだろう?

それはともかく、気になる橋梁の構成ですがTaiwan Todayは「車用の4車線に加え、両側に歩行者用、自転車用の道路」とあります。

1月10日付けChina Postの記事Construction of Kinmen Bridge commencesでは「計画から20年を経て、台湾で最長となる海にかけられる橋梁が2016年の完成を目指し、1月9日の着工式に続き建設が始まった」で始まります。

「橋梁は5本のタワーで支えられ、各径間長は280mあり、現在世界記録保持者の日本の橋、各径間長270mを破るものだ」とあります。Taiwan Todayと比べちょっと良くわからないのが、「橋梁の幅は15mあり、両方向の自動車用に1レーン、歩行者と自転車にそれぞれ1レーン」とあります。

気になるのは地元高官の言として「将来、金門島と中国本土のアモイを結ぶ橋梁建設という意欲を示し、海峡を跨ぐ橋梁の建設は台湾・中国の複雑な関係に問題を投げかけるものであるが、金門とアモイを結ぶ橋梁は今後金門の開発において大きな役割を果たすだろう」と伝えています。

1月19日付けのKHLはConstruction of Taiwan's Kinmen Bridge startsとして伝えています。

こちらは「斜張橋の6つある径間のうち4つの径間長は280mとなり、世界記録を持つ日本の木曾大橋(最大支間275m)より5m長い。取り付けはプレストコンクリートボックスガーダーで建設される計画だ」

台湾、金門島、列嶼島の位置関係についてはこのサイトをご参照ください。

金門島とアモイとの距離は6kmだそうですから、これを連絡する橋梁建設は夢ではないでしょうけど、地政学的なことを考えると技術ではこえられないものを感じます。
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by fukimison | 2011-01-20 10:49 | プロジェクト  

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