UAE、鉄道計画中止へ

エジプトはどうなるのでしょう?
観光以外これといって産業のない国(ギリシアも同じですが)、観光客も来ず、どうするのだろう?
運河といえばパナマで、ついパナマ運河の拡幅・浚渫・建設プロジェクトに眼が行きますが、スエズ運河の維持管理や改修、肝心の通行量はどの程度エジプトに利をもたらしているのだろう?

長期独裁政権に対し民主化の求めといわれていますが、中東地域は王国が多く、王国=王様がいる=独裁形態を取らざるを得ないですけど、どうなんでしょう?

そこで先日もサウジと中国の二国間精油プロジェクトをお伝えしましたが、本日はUAEの話題です。

昨年(2010年)11月28日付Arabian BusinessにAbu Dhabi’s Union Railway awards engineering contracts という記事があり、アブダビのUnion Railway社はUAE中を貨車および客車で結ぶ計画(110億ドル)をたてており、同プロジェクト実行を目指しParsons BrinckerHoff社およびParsons Systra社とプロジェクト管理および事前技術コンサルタント契約を結んだと伝えています。

記事によれば政府主導のプロジェクトであり、第1期として国営のAbu Dhabi National Oil社が所有するRuwais港、ガス処理施設のあるHabshan、アブダビ市南東の砂漠にあるShahガス田を結ぶ路線の建設をめざすとあり、工事入札は2011年初頭が予定されているとあります。また資金調達に関するアドバイス契約をUBSと結び、さまざまな調達および資金プションを検討する予定だとしています。

第1期はアブダビ国内の連絡路線ですが、7年計画で他のGCC各国(UAE、サウジ、クウェート、オマーン、バーレーン、カタールで構成するGulf Cooperation Council )と連絡する路線にするそうです。

そうしたら、Union Rail社はParsons Brinkerhoff社、Systra社との契約を解除というニュースがながれました。同社はBechtelとの契約も打ち切っており、なんとも不可解なUnion Rail社の行動です。

計画そのものが稀有であり壮大であり、費用対効果、VFMが?だったということでしょうか?
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by fukimison | 2011-02-02 10:47 | プロジェクト  

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