中国、カナダの天然ガス確保へ

本日は中国の話題をいくつかまとめてご紹介することにしました。

まずは標題にもある中国・カナダ間の天然ガスから。これは企業間では決定し、あとはカナダの担当大臣による承認待ちといったところ。

2月14日付けWelland TribuneはChinese corporation buying Canadian natural gas stakeとして「カナダ最大の天然ガス企業のEncana社はCutbank Ridge(635,000エーカー)のガス権益の半分を54億ドルでペトロチャイナ社へ売却することに合意し、現在カナダ産業相の承認をまっているところだ」と伝えています。

「Encana社はCutbank Ridgeエリアは1兆立方フィート相当の天然ガスを埋蔵し、ペトロチャイナ社はブタン、メタン、プロパンに転換可能な少量の液化ガスを含め日産2億5500万立方フィートの生産を見込んでいると発表」

ここまでなら単なる中国・カナダの二国間資源交易なのですが、天然ガスをどうやって中国へ輸送するかとなるとインフラの話題となります。

「現在北米からの天然ガス輸出を禁じる法律はなく、Encana社広報担当者はペトロチャイナ社はブリティッシュコロンビアの西海岸にあるKitimatに天然ガスターミナルの開発に意欲を見せていると述べた。kitimatプラントは天然ガスを冷却し液化する機能を持ち、大西洋での大量輸送を可能にするものだ」

中国はアフリカからの資源輸入確保のため各国にインフラODAを繰り広げ、さらに資源安定輸入を図るため危険率の分散ということでカナダ、というあたり、ちゃくちゃくです。

このほかに昨日も少し触れた煙台と大連を結ぶトンネルのお話。
これはまだ中国語の報道しかでていないらしく、英字報道は探し出せませんでした。
しかし遼東半島と山東半島を結ぶトンネルなかなか壮大で良いです。

唯一見付けたのは2008年のFeasibility Study on Bohai Strait Tunnel Connecting Yantai and Dalianという記事で「渤海エリアおよび同沿岸地域の経済開発の必要性から渤海海峡間を結ぶものとして北部トンネルと南部橋梁計画が検討された」

「中国のトンネル建設の技術的経験や経済力によれば、近い将来渤海海峡に海底トンネルを建設することは可能であり、渤海海底トンネル建設に向けた早期地質調査を始めるべきであろう」ということです。

距離・海流・結ぶ都市間まったくでてこないというのがいいです。

かと思うと、China Car Cultという不思議なサイトにAfter world’s longest bridge, China planning even longer bridge and undersea tunnel to Koreaとして「チンタオおよび山東政府は中国内部の各省および中国と近隣各国、とくに韓国との国内外交易促進をめざしており、近頃完成したQingdao・Huangdao間を結ぶ橋梁(54億ドル)を延伸し、山東省を遼寧省と結ぶものにする計画を検討中だ」と伝えています。

Qingdao・Huangdaoを結ぶ橋梁の完成を伝える記事によれば、全長26.4マイルということで確かに長いし、山東省の沿岸3都市を結ぶというだけあって写真をみると3方に橋梁が伸び、なかなか美しいです。

しかし、なんとなく不思議な感じもします。
しかし中国、勢い盛んですね。
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by fukimison | 2011-02-15 10:50 | 動向  

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