中国が支援するバハマの巨大プロジェクト

本日はちょっと毛色を変えてリゾートプロジェクトを選んでみました。
しかし、単なるリゾート開発ではなく、中国資本による開発ということでのご紹介です。

2月22日付けのBahamab2bはGroundbreaking for Massive Baha Mar Projectとして「21日、敷地1000エーカーをようするBaha Marリゾートの起工式がバハマのナッソーで多くの大臣や建設事業に出資する中国企業の重役出席のもと執り行われた」と伝えています。

なんでも世界中で不動産投資を行っている(ロンドンのCity Hallも所有している)Izmirlian一族が、このプロジェクトを押し進め、カリブ海エリアで最大となる娯楽リゾート建設に中国は34億ドルを出資するのだそうです。

2014年のオープンを目指すBaha Marリゾートですが、100,000平方フィートのカジノ(カリブ海あたりで最大)、ジャック・ニクラウスの名前を冠した18ホールのチャンピオンシップゴルフコース、200,000平方フィートの会議場、500,000平方フィートの高級ブティック街などなどリゾートが必要とするものを全て取り揃えです。

ホテルはHyatt Hotels & Resorts, Rosewood Hotels & Resorts, Morgans Hotel Groupが運営を行うとあります。

こんなに豪華絢爛で採算は大丈夫なのでしょうか?小市民は不安になります。

中国の輸出入銀行がこの巨大プロジェクトの資金調達を支援し、China State Construction Engineering Company (中国建筑工程总公司)がこれを建設する計画だとあります。なんでもWSJによれば中国外で中国企業が建設するプロジェクトとしては最大なのだそうです。

起工式に出席した中国大使は二国間にとり画期的な出来事と述べ、一方米外交官は懸念を表明とあります。

この記事は2月22日付けENRもWork Starts on China-backed Bahamas Resort Projectとして「このプロジェクトにより8000人の雇用が生まれ、バハマのGDPを10%押し上げるものとなろうと」と伝えています。

ホテル4棟が建設され、総客室数は2250だそうです。

「バハマ政府との合意の一部として、Baha Marは段階的に約7000人の中国人建設作業員をつれてくる計画だ。さらにこのプロジェクトは地元労働者にとっても約4,000の建設雇用を生み出すだろう」

世界的な金融収縮でリゾート地はお客が呼べず、開発計画も縮小傾向にあったのが、このところ上向きになってきたので、このプロジェクト実施が決まったようですが、でもチュニジアに始まるマグレブ地域の騒乱は原油や金、食糧の価格高騰も招いており、なかなか先行き不安な気がします。

しかし日本のマスメディアはどうなっているんでしょう?
確かにNZの地震は大変なことですけど、gurdianの記事などを見ていると、メディアリテラシーが試されます。
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by fukimison | 2011-02-23 12:24 | プロジェクト  

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