世界の牽引車は中国

日本の某大手ゼネコンが中国建設市場から撤退という記事を読んでいて、確か中国で外国企業が建設事業を行うには現地法人を設立し、その等級により受注できる工事規模が決まっていたはずと思い調べたところ、IHCCのアーカイブに中国、海外「建設」現地法人設立が施行という記事を発見。これによれば、大林は1級会社のカテゴリー(請負金額は資本金の5倍以下、40階以下の建築物の受注可能)を現地企業と設立予定ということになっていますが、現実には2級会社(28階以下)を設立し、今度それを解消撤退ということのようです。

GDP世界第2位となった中国、北京・上海のみならず、中小規模の都市でも超高層建設計画や大規模インフラプロジェクトが目白押しのようです。しかし建設にとって本当に面白いくになのか?ちょっと見てみました。

3月3日に発表されたa href="http://www.globalconstruction2020.com/" target="_blank">Global Construction 2020によれば、2020年の建設産業規模は現在(7.2兆ドル)の70%増の12兆ドルに達し、また増加分の半分は中国、インド、米国に負うところが多いとあり、この伝で言えば中国市場の強さはまだ10年は続くといえます。
チャートで見ても、中国21%、米国15%、インド7%とあります。(日本の6%がちょっと?)

このあたりの解説は3月7日付けKHLのGlobal construction to grow +70% to US$ 12 trillion by 2020が詳しいです。

記事によれば「政府の景気刺激支出計画に後押しされ、中国が米国を抜き、世界最大の建設市場となる。中国建設市場は2020年までに規模で2倍、世界全体の約21%に達すると予測」さらに「2018年までにインドは日本を追い抜き、世界3位となるだろう」とあります。

「一部の国、例えば、カタール、メキシコ、ブラジルが飛び抜けた伸び率を示す一方、南米は1年あたり5.2%増であるのに対し、中東および北アフリカ地域は、今後5年間に1年あたり平均6%増が期待される」とあります。この中で北アフリカは今の情勢を考えるとどうなのかな?ですし、マグレブの様子次第ではこの予想はちょっと微妙ではと感じます。
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by fukimison | 2011-03-08 12:08 | 動向  

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