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欧州の風力発電状況

福島原発のことでなんとも言えない落ち着かない気分の日を過ごしています。
原発と切り離さないと東北の再生・復興は進みそうもない、でも原発がどのような影響を与えるかで復興の範囲や構造は変わる、堂々巡りをしているうちに時間ばかりいたずらに進むと感じています。

しかし過疎・高齢化の進む東北3県が元の規模で都市再生を果たすのは難しいでしょう。ピンチをチャンスにコンパクトシティー化を進める、地産地消型のエネルギーと生活、世界で最も進んだ持続可能な都市・社会にする。クリチバなんてぜーんぜん、おくれてるーぐらいの気概で、でないと。

そこで本日は欧風の風力発電記事をまとめてお知らせします。

2011年3月29日付けRenewable Energy FocusはScottish plan for 5 GW of offshore windとして「スコットランド政府は2020年までに少なくともスコットランドの海域6カ所で計5GWの沖合い風力発電を開発する計画を発表した」と報じています。

地方行政・環境大臣は「スコットランド政府は沖合い風力発電セクターの発展的であり持続可能な開発に注力しており、これは2020年までにスコットランド経済に70億ポンド超、28000の直接雇用を創造するものだと確信している」と述べた。さらに「スコットランドには風力、波力、潮力合わせて206GWの発電能力があると見積もられており、これは全英国の約40%に相当する。この3分の1を利用するだけで、2050年までに140億ポンドの売電が行えるだろう」

2011年3月29日付けRenewable Energy FocusのDanish pension group invests in offshore wind farmでは「PensionDanmark および PKAはDONG Energyから60億デンマーククローネでAnholt沖合い風力発電ファームの50%を購入」と伝えています。

翻って考えるに、東北復興本部を盛岡あたりに設置して東北全体で持続可能化を進めるんでしょうねぇ。

by fukimison | 2011-03-30 14:34  

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