原発をめぐるもの

原発、エネルギーは基本インフラ、環境と資金、法制度は切っても切れない、そして原発が今ほど多方面から見られている時期はない、ということで、本当はもっといろいろなインフラ関係ニュースをお伝えしたいけど、今を外してニュースが集まる時期もないので、えーいやっちゃえということで本日もこれ系です。

まず、4月1日のWorld Nuclear NewsはRWE appeals against German moratoriumとして独2位のエネルギー企業RWE社は行政裁判所に政府のBiblis原子力発電所3ヶ月閉鎖命令を違法として訴えたことを伝えています。

これは地震・津波による福島第1原子力発電所の事故から4日目、ドイツ政府が原子力発電所に対し3ヶ月のモラトリアムを命じたことによるもので、8ヶ所の原子炉をオフラインにして検査をおこない、原子力政策の見直しを行うことを目的としています。さらに既存の閉鎖スケジュールにあった原子炉の延命を決めた政策の停止も。

これに対し「RWE社はドイツ政府にこのような措置を命じる歩的根拠はない、ドイツの原子力プラントは関連する安全義務を全て順守している、これらを閉鎖する法的根拠はない、RWE社は提訴は株主の利益を守るものだと述べている」とあり、株主利益かぁ。

URENCOという原子力燃料、簡単に言えばウラン濃縮を手がける企業があります。その関連記事が4月1日のBloombergにU.K.’s Sale of Urenco Stake Stalls After Japan Crisis, FT Saysというタイトルで出ています。

内容は「福島原発事故により英政府はURENCO社の株式売却を延期すると見られているとFT紙が伝えた。URENCO社はオランダ政府、RWE社およびE.ONと英政府が共同所有している核燃料製造者であり、英政府は持ち株の3分の1を売り出そうと計画していた」というもの。

いろんなところに影響が出ています。
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by fukimison | 2011-04-05 10:50 | 動向  

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