世界の原発

世界の原発、なんと大胆なタイトル!

東電の工程表が修正されましたけど、Vr.1を作る時にはもう1-3号機のメルトダウンは解っていたはずで、それを見越した工程表であり、Vr.2への変更はお約束だったのではと想像。

それは兎も角、先週、今週とBS1で月ー水の3日間夜の12:00から1時間、世界のドキュメンタリーで原発、核廃棄物に関するフィルムを放映していますが、なかなかのもの、昨夜のロシアにある最終廃棄物保管所はちょっといけません。グーグルアースで解るぐらいの野積みにされた広さ・量の廃棄物、廃棄物を閉じ込めている鉄のコンテナ、セメント、いづれは腐食するわけで、そうなったら放射能は漏れます。

最後のフレーズは「核は未来を担保にいれることと同意語」でした。

本日はまず5月16日付けWorld Nuclear NewsからKozloduy used fuel store opens を。

5月12日、ブルガリアに使用済み核燃料を保管するKozloduy原子力プラントがオープン、この施設は既に閉鎖された6つの原子炉から出る使用済み燃料を保管するもので、少なくとも50年は保管できるように設計せれている。(半減期30年のセシウム137がと騒いでいるのに、50年ですか)

このDry Spent Fuel Storage Facility(乾式使用済み燃料貯蔵施設)は2004年にKozloduy原発とドイツのNukem TechnologiesおよびGNSの間で結ばれた契約によるもので、これによりNukemが設計、建設、核廃棄物の搬送、GNSが廃棄物を入れるキャスクの提供や使用済みプールから燃料を運び出す機具などを行うことになります。

建設は2008年に始まり、5000万ユーロ(7100万ドル)のプロジェクト費用捻出のため、ECや他の西欧諸国の寄付によるKozloduy International Decommissioning Support Fundが結成され、欧州復興開発銀行が運営にあたっているとあります。
ブルガリアのEU加盟には原発廃止が条件だったということから、こういった資金調達になったのですね。

もう一つ、やはりWNNの記事です。
これは5月17日付けでタイトルはDutch nuclear plant to be 30% German-owned

オランダで唯一稼動している原発の所有権に関する法的な論争は、2010年にRWEがオランダ電力会社Essentの施設購入を発表して以来ずっと続いていた。Essentは475mWの施設をEPZのJVを介し、Deltaと50%づつ所有。しかしDeltaはEssentによるRWEへの持ち株売却を法的手段により阻止、その理由として、発電所は公的所有であるべきというもの、

オランダの裁判所はDeltaを支持、2009年にEPZにおけるEssentの株は公共におくべきとした。
オランダの経済紙によれば、Deltaは1億3700万ユーロ(1億9400万ドル)をEssentの旧株主へ支払い、一方、RWEは6億900万ユーロ(8億6300万ドル)を支払い株式の30%所有者となる。Essentの旧株主は発電所の利益として7億4500万ユーロ(10億6000万ドル)を手にするのだそうです。

こういう大きな数字のやり取りを見ていると、エネルギーはお金になる、政・官・財の癒着を生むんだろうナァと実感します。
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by fukimison | 2011-05-18 15:10 | 動向  

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