進む二極化

本日は考え始めるとああも考えられる、こうも考えられると、止め処がなくなる話題をサラッと紹介していくことにしました。

まず米国の話題です。
6月27日付けEnergy Centralの記事Eight of 10 Residents Near U.S. Nuclear Power Plants Favor Use of Nuclear Energy、タイトルどおりで「原発の周辺に住む住民の80%が米国に電力供給を行う一つの方法として、原子力の利用に賛成している、うち半分が原発利用に強く賛成であり、これに比して強く反対は11%であった」とあります。

「原子力施設を運営している企業は適切な安全策を講じており、原子炉への過酷事故が発生に対しても準備万端と考えている」のだそうですけど、リリース源がNuclear Energy Instituteという原子力エネルギー産業の政策研究組織であるあたりがちょっとねです。

6月26日付けNY Timesの記事Across Europe, Irking Drivers Is Urban Policyも米国と欧州は違う、ということを強調したい記事ですね。

「米国の諸都市が交通流を改善するため青信号を同期化し、運転者にパーキングを見つけるためのアプリを提供している一方、多くの欧州の都市は、車に対しあからさまに敵対する状態を作り出し、全く反対のことをしている。方法は違うが、目的ははっきりしている、車の利用を高いものにし、より環境に配慮した交通機関へ運転者が移行するよう車の利用を不愉快なものにしていっている」

欧州諸都市の例として上がっているのが市のロンドンとストックホルムの中心部へ乗り入れる車に課税する混雑税、パリのベリブ(共有自転車システム)、ドイツの諸都市が参加している“environmental zones”ネットワークで、これは低二酸化炭素排出車のみ市内に乗り入れることが出来るシステム

NYTの写真のキャプションがすごい、チューリッヒのトラムは交差点に近づくにつれ自動車を止め、トラムが走りやすいように運転手は自分で信号を変えられるとあります。

気候温暖化による排気ガス削減策なのか、原発廃止による省エネ策なのか、両方なんでしょうけど、徹底していますね。

かと思うと、6月23日付けRailway GazetteはChinese firm wins European wagon order として、中国の車両メーカーであるCNRがアンモニアと液化天然ガスのタンク車各20台をフランスのリース企業Atir-Rail へ提供するという契約を結んだと伝えています。

世の中は動いているのに、日本は何をしているの?
[PR]

by fukimison | 2011-06-28 16:08 | つれづれ  

<< ラオス、サイヤブリ・ダム建設に... NZ、クライストチャーチの再建 >>