ラオス、サイヤブリ・ダム建設に向け運動

なぜか日本は建築(建物)がメジャーだけど、ダム、鉄道、道路、橋梁、といった人に必要とされるインフラこそ建設といいたい。

そこで本日はラオスのサイヤブリ(xayaburi)ダムプロジェクトをお伝えします。

このプロジェクトの概要はメコンウォッチのサイヤブリダム情報をご覧いただくのが良いと思います。
このページの関連情報をみると2011年4月、東電に「ラオス・サイヤブリダム建設計画への御社の関与について」という公開質問状が送られています。原発対応で大変な時にラオスのダムについても質問、ご苦労様なことです。

2011年4月20日付けBBCはNo decision on Mekong Xayaburi dam projectとして、「ラオス、カンボジア、タイ、ベトナムの代表はメコン川に建設予定でいろいろな批判にさらされているラオスのダム建設の可否について特別会議を開いたが、合意に至らなかった」と報じています。

しかし6月23日、国際的な河川環境保護団体のInternational riversはLaos Steamrolls Neighbors in Xayaburi Dam Processとしたプレスリリースを出し、近隣政府や地域の活動団体の懸念にもかかわらず、ラオスはメコン本流に計画中のサイヤブリダムをこれらの反対を押し切り進めるようだと知らせています。

この件は6月27日付けKHLもLaos pushes ahead with Xayaburi Damとして報じていることから、建設は動き出すのでしょう。

記事はラオス政府は近隣諸国からの反対にも係らず、タイの請負業者CH Karnchangにメコン河のサイヤブリ水力発電プロジェクト(工費35億ドル)の作業再開認可を与えたと伝えています。

またメコン河の利用に関しては、この流域にあるカンボジア、ラオス、タイ、およびベトナムで構成されるメコン河委員会(MRC)の合意であり、4月の会議で同委員会のうち3カ国が建設に懸念を示したことから工事は休止状態にあったものがここに来てということです。

懸念の一つは適切な環境アセスメントが行われていないということであり、先のInternational Riversも、適切な評価無しでダムが進められた場合、メコン川下流域に住む6000万人の生活が危機にさらされるだろうとしています。

インフラは100年単位で安心して利用され、利用者、事業者、周辺住民が納得するものであって欲しい
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by fukimison | 2011-06-29 12:21 | 公共財  

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