英、ヴィニオリ設計になるアートセンター3年遅れで開館へ

日本にあるVinoly設計の建物といえば、東京国際フォーラム

英国だといろいろと物議を醸したロンドンのウォーキートーキィービル、ガラスの煙突のバターシー発電所際開発あたりでしょうか?

そして7月21日付けBDにOpening date set for Viñoly's 'Golden Banana'という記事がでて、コルチェスターで建築中のヴィニオリ設計になるアートセンターが3年遅れ、850万ポンドの予算オーバーでついに9月25日開館と決まったと伝えています。

ちょうど一年前、2010年7月19日付けArchitects' Journalの記事Viñoly’s delayed 'golden banana' gets huge glass facade をみると、なるほどゴールデンバナナだなぁです。

記事は工費2600万ポンドのコルチェスターアートセンターに40トンにおよぶガラスのファサードが設置されたことを伝えるもので、「高さ11m×幅24mのガラスのエントランスで外側に15度傾き、さらに垂直軸に対し5度回転している。3,200平方mのビルディングはクライアントと請負人の紛争により予算超過と3年の遅れに見舞われている」とあります。

やはり昨年の10月20日付けProperty WeekはMP hits out at Viñoly's 'Golden Banana' といして「コルチェスター選出の下院議員が、この街でもっとも嫌われている建物だ、開館予定から3年も遅れ予算も850万ポンドオーバーで、この2年というもの一度も現場に来ていないヴィニオリに37万5000ポンドも余分に支払っている」とオカンムリの状態を伝えています。

ラッセル議員によれば「ヴィニオリは最後の予算2500万ポンドのうち6.26%を受け取ったことで、当初合意した120万ポンドの報酬より多い総計約150万ポンド得ている。」のだそうです。

大型インフラ工事だと完工日に遅れるとペナルティー、速いと報償金がでるというタイプの契約が当たり前みたいになっていますし、道路の維持管理契約も豪雪で閉鎖は仕方が無いにしても、復旧までの時間を決め、それより維持管理費が減額されるというスタイルが普通なのに、3年遅れたのに余分にもらっちゃう。スター建築家はいいなぁ。

もう一つ、インフラじゃないけど気になった記事に7月21日付けNYTのConversion of Apartments to Rentals for Tourists Is Surgingがあります。

内容はサンフランシスコの立地の良いアパートが旅行者向けの貸室にコンバージョンされているというもので、旅行者向けの貸室のほうが一般貸室より多いという減少が起きているとあります。記事にあるように、サンフランシスコに住んでいるような気分で過ごす、という旅行トレンド理解できますし、ホテルより気軽であり、値段も若干安いのなら、御の字。

これもある意味、air b&b的な動きなんでしょうか?
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by fukimison | 2011-07-22 14:53 | つれづれ  

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