香港のCKI、英水道会社を買収

久しぶりに2国間、しかも今後さらに増えていくだろうとの考えからの選択です。

8月3日づけBloomberg紙の報道、Li Ka-Shing’s CKI to Buy Northumbrian Water for $3.9 Billion

まずLi Ka-Shing、漢字で書くと李嘉誠、香港最大の企業集団・長江実業グループ創設者でネットサーチをしたらこんな情報が、華僑最大の資産家Li Ka-shing

日本人にとってはバブルの頃、東京駅前にあった現パシフィックセンチュリープレイス(旧国鉄ビルの土地)をあっという金額で落札したことが有名。

その世界の大富豪の所有する長江実業グループ傘下にあるのがCKIです。

記事は「香港の大富豪、李嘉誠が率いるCheung Kong Infrastructure Holdings社はノーザンブリアンウォーターグループを24億ポンド(39億ドル)で買収することに合意した」で始まります。

買収内容についてですが、「本日発表された声明によれば、CKIは1株あたり465ペンスを支払う。この金額はノーザンブリアン水道会社が買収の対象となっていると初めて報道がでた前日の6月23日の終値よりも26%高いものだ」とあります。

このノーザンブリアン水道会社ですが、英ダーラムを本拠とし約440万世帯に給水を行っているそうです。

そして気になるのは「CKIはオーストラリア、カナダそして英国の電力、水道及び道路資産を買いあさっている」というあたりです。

WSJでみると、8月3日付けでHong Kong Group to Buy U.K. Water Utilityとして報道しています。

「火曜日、ノーザンブリアン水道会社の取締役会は株主に、香港最大の富豪で英国におけるインフラポオーとフォリオ押し上げを行っている李嘉誠が率いるコンソーシアムからの241億ポンドのcash takeover の申出を受け入れることを推奨した」

こちらで目を引くのは「同氏はすでに発電企業二社を含め幾つかの香港企業を所有しており、香港内では更なる拡大が見込めないことから海外のユーティリティー企業買収に意欲を見せている」というあたりでしょうか。

その証として「この取引が完了すると、過去18ヵ月にCKIがで行った買収としては3件目になる。10月、CKIが率いるコンソーシアムはÉlectricité de France SAの英配電網を578万ポンドで買収、その5ヶ月前、ブリストル近郊の天然ガス火力発電所であるSeabank Power Stationの大部分の株式を24億ポンド(3億800万ドル)で買収した」とあります。

英国は1つ以上の水道会社の大株主となることを規制していることから、同社は今回の買収に先立ちケンブリッジ水道会社をHSBCに7480万ポンドで売却しています。また上半期の税引き前利益は前年の2倍の39億8000万香港ドルとなり、これは2010年に買収した英国の電力資産の押し上げが大きいと同社は発表したとあります。

株式企業が所有するインフラである限り投資対象になるのは当たり前で、東電の体たらくを思い浮かべると、株主が企業内容に目を光らせることに繫がるのなねと思いますが、ポートフォリオがと言われるとなんだかなぁです。
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by fukimison | 2011-08-03 14:27 | 動向  

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