米工兵隊のスマートフォーン利用

インフラでも景観でもないトピックなのですが、先日の新潟・福島洪水被害が激甚災害に指定されるようです。指定が受けられると、復旧費用の大部分を国が負担してくれるけど、激甚指定を受けなくて済むのが一番、ということから選んでみました。

7月25日kanzas City StarのSmartphones expedite the fighting of a floodによれば、「工兵隊の仕事の一部として大きな災害になる前に堤防の弱くなった場所を特定するというのがあります。以前、この作業はデジカメで写真を取る、場所を記述し、工兵隊オフィスに戻り、写真とファイルをダウンロードし報告書を書くというもので、数時間を要するものだった。しかし今では、スマートフォーンとアプリケーションで、写真を撮り、メモを入力、数秒のうちに全情報をデーターベースに送信できる。これにより情報収集、分析、そして作業にとりかかるまでの時間を24時間から36時間短縮、作業時間や決壊発生において大きな意味を持つ」と伝えています。

8月2日付けHSNW・How smartphones are fighting floodsも「この新システムは堤防に関する重大情報を収集するのに要する時間を最大36時間短縮し、工兵隊に場所の特定や堤防決壊を防ぐのに重要な時間を稼ぐことができる」と報じています。

「新システムにより、工兵隊が問題個所の写真を取る際、自動的にgeotagged(位置情報)が付けられることから、正確な場所、日時が写真に記録される。さらに工兵隊はビデオ、音声や記録の情報も報告に添付できる。特にこのシステムは堤防システムに発生する噴砂、亀裂、浸潤、越流や他の諸問題を発見し記録するのに利用されている。工兵隊担当官によれば、スマートフォーンアプリは効率性、スピードそして正確性向上に役立っている」と絶賛です。

自動で位置情報や時間が記録される=ヒューマンエラーの余地が無い
これは凄いことですね。

例えば、ウェザーニュース社は全国の気象好きの人たちを「お天気リポーター」として登録し、ピンポイントの気象情報を集め・配信していますが、インフラ好きの人から堤防・橋梁・ダム・建物などなどの気になる部分を送ってもらいDB化し分析することで「転ばぬ先の杖」に出来たら、ちょっと夢膨らみます。
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by fukimison | 2011-08-08 14:15 | つれづれ  

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