欧州不動産情報と911後のレポート

まず、昨日いろいろとあってアップできなかった記事をお知らせします。

9月7日付けBBCのHouse prices fell 1.2% in August, says Halifaxで、そのものずばりで、「英住宅価格は不動産市場が安定的に推移すると予測されていたが、8月前月比で1.2%の下落を見たとハリファックス社は伝えている。またロイズ銀行グループの一部は平均住宅価格は、前年のそれである161,743ポンドに比して2.6%安くなったという。さらに庭訓利率は需要低迷と相まって、市場の動きが上向きなる様子は薄い」となかなか悲観的です。

また9月6日に発表されたKnight Frank社のレポートContinuing polarisation in European property markets amidst sovereign debt uncertaintyは、公的債務問題は依然として、欧州経済に脆弱で不確かな見通しを投げ掛けているとし、欧州の不動産市場において、北欧や中欧と共に健全な経済ファンダメンタルがあるコアな西欧市場では、投資家の強い需要行動が続き、両極化が進むだろうとしています。

また同社の担当役員は「欧州大陸全体で相当な両極化が明らかであることから、いままで以上に欧州が均質化した市場でないことが明らかであり、不確かな時代によりもたらされる潜在的チャンスをものにするためにそのクラスで最高のアドバイスを求める必要があると述べた」とあり、宣伝コミであるものの不確実性の高まりはそういうものだろうなぁと感じます。

もう一つの紹介記事ですが、911から10年の節目を迎えいろいろな検証報告が発表されている中の一つです。、RPI NewsのTen Years After 9/11, Infrastructure Interdependence Still a Challenge in United Statesは、911発生直後から現場での資料や文献資料を集め、また通信・電気企業の担当者と検証を行ったWallece氏が主体となった報告書で、「何年もの調査によって浮かび上がったのは大きく相互依存している主要インフラの当惑するような構図であった。現在でもWallace氏はこの相互依存の深化を、国家安全保障や市民の生活の質における責務であり脅威だと捉えている」と書かれている。

「インフラは老朽化しており、電気、水、通信、交通および病院といった異なるシステムは全て自主的に管理されている」個々は自主的に管理されているが、相互依存である例として「石炭で発電する発電所、その石炭は電車で発電所に送られてくる、しかし電車を運行するには電気が必要だ」

インフラの重要な一部が損傷をおこすと、しばしば全システムに破壊的作用をもたらす、これは311の時の原発事故や世界的サプライチェーンの機能不全であきらかです。

損傷にたいして弾性のあるシステムにしていく、東北の復興で高台移転や再生可能エネルギーによるエコタウンという言葉を良く聞きますが、弾性のあるインフラ構築はどうなっているんでしょう?地産地消のエネルギーであれば、弾性があると言えるかもしれないけど、域内での相互依存はどのように考えられているのでしょうね?
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by fukimison | 2011-09-09 11:23 | 動向  

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